第三十二話 スキルとアーツ
お待たせしました!!
テストも検定も終了し開放されたので本日から執筆再開です。
今後とも宜しくお願いします。
部屋に帰ってあれこれと食材とにらめっこした結果、本日の昼食はローストビーフとベーコン、生ハムのオープンサンドとオニオンスープ、カプレーゼに決まった。
ちなみにオススメされたチャチャとサイツはアイスクリームに、マーロンはモンブランになる予定だ。
説明文にはどれも甘みが強くしょっぱい料理にはむかないと書いてあったからね。隊員達が使う食堂ではどんな風に調理されて食べられているんだろうか気になった。まさかどれも焼くだけ、なんてことは無いよね……?
取り敢えず人手も時間も足りないのでチートな魔法をフル活用しつつ料理を作り上げていく。
風魔術で体を浮遊させほかの食器なども浮かせあちらではクリームを泡立て、向こうでは肉を焼き、こちらでは粉をふるいにかけ、そちらではトートを切り……とかなりありえない光景が広がっているから、おそらくカミルさんあたりが今ここに来たら悲鳴をあげるんじゃないかと思う。
おまけに時魔法で下味をつける時などの時間がかかる工程をかなり短縮しているから多分今の現状を他人に見られたら色々とまずい。
普通の人の魔力平均に匹敵する魔法をたくさん使うから多分こんなことをしているのは世界でも私ただひとりだろう。こんな高度魔法を料理で使うなんて普通はしないらしいからね。便利なんだけど理解者はいないんだよなぁ。残念。
さて、用意を済ませたら盛り付けなどは全て私だ。
オープンサンドにはオリーブオイルもどきを塗ってスライスしたニーリックをのせ、その上にチーズとトートをのせて軽く焼く。まだ魔法で細かいことをするのは苦手なのでこのあたりは素手でするしかない。
完全に魔法に任せるつもりもないけどね。
美味しそうな匂いがし始めてチーズが溶けていたら火からおろして一旦お皿の上に避難させる。上にレーシャとオニ葱、ローストビーフやベーコン、生ハムなどをパンに載せてそれぞれ五つずつ作り、生ハムのものにはフレッシュチーズをのせ、その上からオニ葱ベースのソースを掛けて黒胡椒をふればこちらは完成。
少しボリュームがあるが子供用のものは大人用のものより遥かに小さめにしてあるから余裕で食べられるはずだ。
オニオンスープを器によそってちょっぴりパーセをのせる。子供は嫌がる子が多いがこれくらいなら混ぜてしまえば全く気にならないだろう。
カプレーゼを透明なガラスの小鉢によそうと色味も綺麗事に見えたので満足だ。
デザートは前のようにあとだし方式で直前までは自作の魔法具の冷凍庫に放り込んでおけばいいので冷やしているアイスはそのまま放置だ。同じようにモンブランも冷蔵庫に入れておく。
料理を机に並べて時魔法で状態保存をかける。
よし、これで料理が冷める心配はなくなった。あとはテオ兄様達が来るのを待つだけだ。
「うん、ひまだ」
フルスピードで料理を作り終えて時間を確認してみるとテオ兄様達が来るまではまだ少し時間があったので、スキルについて色々とやってみようと思う。お米召喚以外はなるべく創造魔法には頼らないって決めたからね。
ちなみに魔宝石作成はそれぞれの属性の魔法や魔術に経験値が入る。創造魔法で出していたわけじゃないらしい。良かった。
魔法・魔術は使ったことがあるけどスキルは1度も使ったことがないからどんなものかと思って。とどのつまりただの興味だ。さて、ここでお役立ちの鑑定眼先生です。
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フィオーネ・レンジア Lv.7
年齢:3歳(魔族でいえば30歳)
性別:女
種族:魔族(長命種)
職業:未定
状態:栄養失調(軽度)
称号:神々の寵児 魔術の申し子 精霊王の寵児
創造神ツァールトハイトの寵児
HP:230/230
MP:85000/85000
STR:34
VIT:32
AGI:43
DEX:37
INT:58
LUK:50
スキル:料理(Lv.10)裁縫(Lv.10)栽培(Lv.10)
計算(Lv.10)調合(Lv.10)木工加工(Lv.10)
水魔術(Lv.4)火魔術(Lv.1)土魔術(Lv.1)
風魔術(Lv.4)光魔術(Lv.6)
闇魔術(Lv.1) 炎魔法(Lv.1)
氷魔法(Lv.3)雷魔法(Lv.1)無魔法(Lv.1)
空間魔法(Lv.1)聖魔法(Lv.3)
治癒魔法(Lv.1)毒魔法(Lv.1)
時魔法(Lv.1) 精霊魔法(Lv.1)
錬金術(Lv.1)MP自動回復(Lv.4)
HP自動回復(Lv.1)無詠唱(Lv.3)
ユニークスキル:創造魔法(Lv.1)アイテムボックス(Lv.10)
ギフト:鑑定眼(Lv.4) 精霊眼(Lv.1)
加護:創造神の寵愛 魔法神の加護 武神の加護
愛の女神の加護 生命の女神の加護
森の女神の加護 海の女神の加護 精霊王の寵愛
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目の前に可視化したステータス画面を表示させる。
状態の欄に表示される栄養失調(軽度)の文字に満足して頷く。回復も順調なようで何よりだ。
そして更に見たい項目をタップ。この間職業の欄をタップしたら職業が選べるらしいと気付いたが、項目に料理人、裁縫師、調合師、魔術師、家具職人、魔導師、に続いて幼女という文字があったことには全力で突っ込んだ。
ちがう、幼女ちがう。幼女は職業じゃないだろう。取り敢えず幼女の欄は絶対に選択しないように心に誓って未定で固定しておく。
……個人的には魔導師がものすごく気になったけど、なにか厄介事を呼び込みそうな気がするので今は自重しておく。自重大事。私はまだ我が身がかわいいのです。面倒事はノーサンキューだ。
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錬金術 Lv.1
魔法陣を使い万物を錬成や抽出等をする。調合スキルの上位スキル。レベルによって作り出せるものが増えていく。極めれば賢者の石の錬成だって夢では無い……かも? ものを作る時に良い品質の物ができやすくなるほか、追加効果がつきやすくなるがその能力はスキルレベルに依存する。
アーツ:【抽出】
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え、抽出だけなの? 錬金術なのに錬成ないの? まずはひたすらものから抽出するだけって……さみしいな、おい。それとも調合のアーツと組み合わせて使うのか? それとも上位互換系? よく分からないね……。
っていうか夢では無い……かも? ってなんだ、かもって。随分と曖昧だなぁ。まぁこの調子で次いってみよー。
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調合 Lv.10
ポーション等を制作する際に使用するスキル。レベルによって作り出せるものが増えていく。極めれば新たなスキルを習得する……かも? スキルがあると調合をする際に良い品質のものができやすくなるほか、追加効果が付きやすくなるがその能力はスキルレベルに依存する。まだ向上の余地がある。
アーツ:【粉砕】【ポーション生成】【真水生成】【魔力水生成】【マジックポーション生成】【瓶生成】【丸薬生成】【INT+25】【STR値+25】【DEX値+25】
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料理 Lv.10
料理をする際に使用するスキル。 スキルがあると料理をする際に良い品質のものができやすくなるほか、追加効果が付きやすくなるがその能力はスキルレベルに依存する。まだ向上の余地がある。
アーツ:【千切り】【みじん切り】【乾燥】【加熱】【冷却】【泡立て】【タイマー】【着色】【DEX値+25】
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裁縫 Lv.10
裁縫をする際に使用するスキル。スキルがあると裁縫をする際に良い品質のものができやすくなるほか、追加効果が付きやすくなるがその能力はスキルレベルに依存する。まだ向上の余地がある。
アーツ:【素材合成】【素材加工】【色彩変更】【採寸】【アイロン】【転写】【糸隠し】【サイズ調整】【香り付加】【DEX値+25】
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……うん、他のスキルも気になるけど取り敢えずはこんな所かな? 注目すべきはやっぱり説明文の最後だよね。『まだ向上の余地がある』ってどういうことだ。伸びしろがあるって? Lv.10でカンストじゃないの? あるぇー??
スキルのアーツの検証そっちのけで最後の文についてどういうことかと考えている最中にテオ兄様達が来たので一旦思考は打ち止めにしてそのまま対応したが、ちょっと反応がうわのそらだったのは許して欲しい。
ごめんよテオ兄様、フェリ兄様。
▽ next フィオーネ の 年齢 の 謎 に 迫る !!




