第二十八話 難易度レベルMAX
本日、この小説が1周年です。
御拝読ありがとうございます。
これからも頑張りますので、また読んでいただければ幸いです。
さて、魔宝石の件があってあれ以上読めなかった魔道具制作指南書を読もうか。
まず、魔道具は核として魔石や魔宝石を使う。
そして、て魔力の通りやすい物を土台として使い、魔道具によっては付属した魔術や魔法が作用するための対象が必要となる。
魔道具は魔石に蓄えられる魔力をエネルギー源として動く。
そして、多くの魔法具は土台の部分に、所謂魔法陣を、書き込むらしい。
ただ、術者の魔力総量が、魔石の魔力総量の2倍を上回る場合は魔石に直接書き込むことができる。
……らしい。
なぜ断言できないのかといえば、どうもこの説が不確かだからだ。
この本にはこの事について実験している。
内容は、1と2と3のクズ魔石をひとつずつ用意して、その魔石の量に応じた2、4、6の魔力総量を持つ人間を、こちらもひとりずつに協力を頼み、魔力総量2の人が魔力総量1のの魔石に、魔力総量4の人が魔力総量2の魔石に、魔力総量6の人が魔力総量3の魔石に、と言うふうに魔力で魔法陣を書き込むというもの。
結果は魔力総量2と4の2人は魔法陣を書き込むことに成功したのだが、魔力総量6の人は失敗したらしいのだ。
ただし、魔力総量10の人に協力を頼んで書き込んでもらったところ、魔法陣は書き込めたらしい。
ほかにも、魔石の魔力総量が3桁の物に誰も魔法陣を書き込め無かったことから、魔力総量が3桁以上の物には書き込めないのではという考察もあるらしい。
……なるほど、確かに2倍だ。魔力総量3の魔石を除けば。
ただ、この条件であればもうひとつ当てはまるのだ。
それは、2倍ではなく、2乗の場合だ。
これならちゃんと説明がつく。
魔力総量1の魔石は、1の2乗、つまり1×1=1だから魔力総量2の人はこれを上回っているから書き込める。
魔力総量2の魔石も、2の2乗も同様に2×2=4で書き込めるが、魔力総量3の魔石は3の2乗、つまり3×3で必要な魔力総量は9になるので、魔力総量が6の人は書き込めなかったが魔力総量10の人は書き込めたというわけだ。
あと、3桁以上の魔力総量をもつ魔石に直接書き込めないのもこれで理由がつく筈だ。
ただ単に、魔力総量が足りなかっただけなのだ。
魔族の成人男性で400くらい、500あればいい方で、魔術師になるなら800もあれば事足りると言うし、魔術・魔法に特化した黒部隊のトップでも5000だったはず。
ロンドさんは魔力総量が5000なのだから、書き込めるのは最大70までだ。
3桁なら最低でも100なのだから、その魔石に書き込むには最低でも魔力総量が1万は無いと書き込むことが出来ない。
私の魔力総量は85000だから290までの魔石には書き込むことが出来る。
まぁ、私はそれ以上にチートがあるからできる気がするんだけどね。
方法は簡単。自分で魔石を作る時に魔石の生成と同時に魔法陣を書き込めばいい。
そうすれば、条件をまるっきり無視して作ることが出来るだろう。
まぁ、難易度はレベルMAXだけどね!!
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