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第二十七話 メーデー メーデー、減額希望

お待たせしました。

ケータイ壊れてデータが吹っ飛びました。

データとともに下書きも吹っ飛びました。

ついでに同じ機種の新しいやつに変えました。

…ついてないのかなぁ。

 



 「……それは、条件によりますが可能ですよ」



 あぁよかった。

 無理ですねって言われて大金私渡されることになったら一体どうしようかと思った。



 「じゃあ、わたしについちぇのじょうほうをきしぇいすりゅこちょと、じょうほうがもれたときのあふたーけあと、わたしのみもとのしょうめいと、わたしをせいじてきにりようしにゃい、させないこと。あちょは、わたしにいりょんなこちょをきょういくしてほしい」


 「貴女についての情報規制と情報が漏れた時のアフターケア、貴女の身の安全と、身元証明、それに政治的に利用しないこと、させないこと。これは他国からも守る必要がありますね……。……おそらくですが、大丈夫ですよ。あとは教育ですかね」


 「あい」


 「具体的な内容はどうしますか?」


 「んー、じょうしきとか、あとは、やくがくとかまほーとか。あ、まどうぐもじぶんでつくりたいでしゅ。あとはれんきんじゅちゅとかもしてみちゃいでしゅ」


 「常識と薬学と魔法学、あとは魔法技術学と、……錬金術ですか? これはまたマイナーなものを選びましたね……。理由を聞いても?」


 「まいなーなんでしゅか? ……えっと、すきるにあったからどんなやつかなーってきょうみがあって」


 「あぁ、なるほど。そういえば貴女は鑑定眼のギフトがあったんでしたね。その鑑定眼でスキルをみて錬金術がどんなものか気になったんですね?」


 「あい」


 「それじゃあ、錬金術もですね。基本教養……例えば算術や文字の読み方、などは要らないのですか?」


 「だいじょーぶでしゅ」


 「分かりました。手配しておきますね」


 「おねがいしましゅ」



 あ、それと差し入れしても大丈夫か聞いておかないと。

 勝手に持ってきたらきっと困るよね。



 「あ、あちょ、おかしちゅくったらしゃしいりぇにきちぇもいいでしゅか?」



 あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!

 もう呂律がまわらなさすぎて何言ってるか分からないよ泣ける。

 早く大人になりたい。というか早くちゃんと言葉を話せるようになりたい。



 「お菓子を差し入れてくれるんですか? もちろん大歓迎ですよ」


 「でも、フィオーネちゃんは料理ができるの?」


 「あい! できましゅよ。いまげんざいもぜっさんじすいちゅーでしゅ」


 「今現在も絶賛自炊中って……。え? ……本当に?」


 「あい。じぇいどしゃんに、おりょうりしちゃいからざいりょうをつかわしぇちぇくだしゃいっておねがいしまちた」


 「お願いって……。よく許可が出たね?」


 「すきるをみせちぇ、りょうりのすきるりぇびぇうがじゅうあるにょをかくにんしちぇもあっちゃの」


 「成程、料理スキルがレベル10ですか。それなら大丈夫ですね」


 「確かに、それなら許可が出るのもうなずけますね。……え、レベル10なの!?」


 「あい」


 「レベル10とかもはやプロレベルだよ……!?」



 ……ぱーどぅん?


  も は や プ ロ レ ベ ル で す と …… ! ?


 レベル10とか上手な方なんだろうなーとは思ったけどまさかプロレベルとは……。

 日本の料理の技術水準が高いのか、それともこの世界の料理の技術水準が低いのか……? どっちかな。うーん、もしかしてどっちもとか? なにそれヤバイ。



 「……ぷ、ぷろれべる…!?」


 「えぇ。それもかなりの腕前の料理人レベルです。この城(ここ)のシェフでも、料理スキルはまだレベル9だった筈ですから、貴女の方が上ですね」



 おうふ。

 ……地球の料理の技術が凄かったんだと思うことにしようそうしよう。

 地球って凄い、日本の料理技術って凄い(白目)



 「そっか、プロレベルか……。それじゃあ楽しみにしてるね。僕とロンド隊長は、フィオーネちゃんが魔力を測りに来た部屋の右隣の部屋で書類仕事をしていることが多いから、持ってくる時はそっちに頼めるかい?」


 「あ、あい。わかりまちた、そうちましゅ」


 「うん、よろしくね」


 「えぇ、よろしくお願いします」



 座っていたソファーから自力でなんとか降りるとペコリ、とお辞儀をして部屋にそろそろ帰りたいことを伝えると、二人とも快く頷いてくれた。


 特にカミルさんは部屋まで送ってくれた。


 …ところで、2人の反応が薄くてびっくりしたんだけど。

 料理の腕前がプロレベルな幼女って普通驚きませんか??それなりに構えてたんだけどこうもあっさり流されると…。

 あれ?私って気にしすぎ?もしや自意識過剰だった?

 こんなにあっさり流せる(スルーできる)ものなの??


 あれ?

 なんか本人が一番驚いてない?

 ……私がおかしいの??




二人のスルースキルに困惑するフィオーネでした。


フィオーネを早くちゃんと喋れるようにしたい。


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