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びにこん。  作者: 五円玉
13/14

この中に1人、中二病がいる!

「先輩! 前回は結構真面目な話だったので、今回は気合入れてボケまくりますね!!」


「・・・え?」


「いきますよぉ~!!」


「・・・は?」


「        」


「まさかの空白!?」





びにこん。


第13話「天照(アマテラス)





「ふっ・・・待たせたな剣豪! 今日は東の魔境に潜む黒悪焔龍(ブラック・ダークファイアー・ドラゴン)を討伐しに行くぞ!!」


「でた弟!!」


とある日、バイト中。


また来た東久留米さんの弟。


「いいか剣豪、我は弟という名ではない! 我にはジョルグという・・・」


「おい東久留米ゆうひ、邪魔だ、帰れ」


「なっ!!?」


今は客がたくさん来る時間帯。

生憎、子守りなんかしている場合ではない。


「剣豪・・・なぜだ・・・なぜそんな・・・」


「いらっしゃいませ!!(無視)」


「ガーン!!」









東久留米ゆうひ


彼は現役の中二病である。


「あいつは死んでもよい人間です」


と、姉のAさんは語る。


姉のAさんは基本スーパーボケな属性の人間だが、弟の前だとキャラが変わる。


妄想弟に対し、真面目に現実を諭しつつも、精神的にエグい一面を見せる悪魔になるのだ。


「あいつはもう家でもあんな感じで、もう全てにおいて死んでください。死ねばいいんです。もう死ね、先輩」


「あれ? もしかして最後の、俺に対して言った? え?」


そんな東久留米家は、すごく謎の多い家庭である。


「ちなみにウチ、弟はゆうひ、妹はひので、その下の妹は(ひかり)、その下の弟は陽光(ようこう)、で月光(げっこう)太陽(たいよう)流星(りゅうせい)華炎(かえん)天空(てんくう)滅殺(めっさつ)・・・」


「あれ!? 途中からどっかのゲームのスキル名になってるよ!?」


手ごわいシュミレーション!!


「私的には疾風迅雷、生命吸収、聖楯、カウンター、天空、七色の叫びがおススメのスキルです!」


「いや知らないよ!!」


「いくぜ! これが俺の小宇宙(こすも)おおおぉぉぉ!!」


「それ違う! 天空じゃなくて宇宙!!」


「小宇宙、こすも、コスモース!!」


「・・・?」


「やばい、あと3分!!」


「あ、もしかしてウルトラなマンか!! それも宇宙だろ!!」


「僕の顔をお食べ」


「それはウルトラちゃう! アンパンのマン!!」


「でも個人的にはアンパンよりもカワイイ男の子を食べたいですけどね」


「東久留米さん!!?」


「・・・先輩、今からこの小説、ノクターンの方に移動させませんか?」


「うわ、何言ってんだこの人!?」


「そしたら、あんなことやこんなことが可能になりますよ!」


「ダメだろ! これ一応コンビニバイトのギャグ小説っていうコンセプトが!!」


「夜の、大人の、コンビニバイトのエロ小説にしますか」


「何がしますか、だよ!? しないよ!!」


「えー」


「なんだよ、なんなんだよアンタ!?」


「だから、ウチはナンではなく朝食は白米と・・・」


「いつのネタだよ!!!!」


「大宮の時」


「ツッコミに対して冷静に考えてリアル返答するなよ!」


避難(ツッコミ)? 北に対してですか?」


「それさらに前のネタ!!!!」


「記念すべき第1話の時でしたね」


「だからツッコミに対してそういう返答するなよ! ツッコミの質が下がるだろ!!」


「・・・もうウチの弟、関係なくなってきましたね」


「そういえば!!!!!」










次回、びにこん。


なんと・・・




・・・最終回!!!!!!!


「えっ!!?」






「え、なに? ホントに次回で最後なの!?」


「はい店長です。次回でびにこん。終わるよ!」


「マジで!?」


「うん!」


「店長軽いなっ!!」




次回最終回。


で、次回は最終回なのに少しオマケ要素を入れたいと思います。


どんな事するのかは、次回までのお楽しみって事で。

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