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影として…  作者: フォト
2章
16/19

1話

感謝累計1万PV


今回は短めで まあ1話だしいいっすよね?

 父さん、母さん、千秋へ


みんな元気に…





秋人は朝起きると家族への手紙を書いている。書き終えると2週間前に書いた手紙を破り、風に飛ばす。夜の間預けておいた卵をボーから回収する。ダチョウの卵と変わりない大きさの卵。これを抱えながら20分ほど瞑想をする。ストレッチをした後に、ランニングに一通り体を動かす。汗を水で流した後、朝食の準備(卵をおぶりながら)。これが秋人が死にかけてからの習慣だった。大きい卵は何なのか?これはシルバーライガーに飛ばされた時に入った木の洞に中にあったもので、傷が治った後に赴き、回収したのだ。なんの卵か解らないため、傭兵団の大半は返してきなさいと言ってきたのだが、キジンが笑いながら


「坊主が世話すりゃいいじゃねえか。こいつは魅了もちなんだろ?厄介事にはならんだろうよ…」


団長が認めたため、みな不承不承で認めざる終えなかったが不安は一つ。親が暴走してこないか。だがキジンにも許可した理由があった。それはシルバーライガー襲撃の際に親と思われるものがいなかった事。それは喰われたか、卵を放り出して逃げたのかのどちらかだろうと。だが、そのキジンにも懸念が一つ。生まれるのかという事だ。いつから放置されていたのか解らない、どれくらいの間温めるのか?全く分からないのだ。そうしてその懸念が当たったのか、3年もかかっている。1年経つと団員半数があきらめろと言ってきた。だが秋人は成長している自分でもだんだん重くなってきているのが解ると説明し粘った。二年目には4分の3が言ってきたが中からカリカリと音がする事を伝え、聞かせたことにより、納得させた。これは余談だが、復帰したバレットが、でかい卵焼きをを作ろうとしたところをチルデルによって撃退された(怪我はしていない。どうやら懲りたようだ)。


朝食のかたずけの後、彼は師範であるオルトの元へ向かう。オルト・フェルス(31)身長156と小柄で、目と髪は藍色である。そんな彼女はキジン傭兵団の偵察部隊(スカウト)の班長だ。


「さてさて、卵置いてきな。さっさか始めるよ。」


「よろしくお願いします。」


一礼した途端にオルトの姿が消える。これから始まるのは鬼ごっこ。軽く気配を消したオルトを追跡するだけなので3年間やり続けていればさすがに解る。よって稀にナイフが投げられるように、トラップが追加されるようになった。トラップは最初は避けるだけだったが次第に、マークを付ける、解除するルールになった。スカウトとして特訓としては重要な要素だ。スカウトの役目は偵察と、敵の誘導、サポートである。ティエスタとキジンは主力武隊。エルは魔法武隊と魔法守隊(サポーター)の指揮を執っている。秋人はどこの部隊がいいかを聞かれたときにティエスタと同じ主力…ではなくスカウトを選んだ。最初は同じにしようと考えていたのだが主力武隊の闘いの場での傍若無人に武器や魔法をふるう姿を見て思ったのだ。


(ああ…俺には無理だ。サポートに回ろう…)


主力守隊もあったのだが、恐くて断った。これは主力の道を作る、相手の攻撃を主力に通させない役目なので一番被害が大きい。場数が数回しかない秋人にこれを要求するのも無理があるだろう。魔法は何故ダメなのか?これは教育制度にある。魔法で消費する魔力は13~15歳程度にならないと安定しない。それ以前に魔法を使用すると暴走、コントロールが出来ないのだ。今の秋人は魔法の勉強中の身であり、断念。よってスカウトになった。この世界では影が薄い秋人にとってはこれが嵌ったらしく腕を伸ばしている。さらに影が薄くなっている事には気が付いていないのだった。



鬼ごっこの後はナイフによる的当て、素振り。昼飯を挟み魔法、薬草の勉強。最後の鬼ごっこ。そして夕飯。これが基本の一日であった。稀にギルドにて依頼を受け、腕試し兼訓練をする。夕飯の後は自由時間なのだが、秋人はほとんど同じ事をしている。それは…




魔法の研究



精霊魔法は使えないので魔法。それは紋章もしくは詠唱によるもので秋人は紋章、詠唱のパターンを探ろうとしていた。主な理由は


(オリジナル魔法を使いたい!オリジナル…いい響きだよねえ)


精神年齢20の体は中2病男は精神も戻っているかも入れない。一通り検証した後、彼はボーのところに行き卵を預ける。いつも同じボーに預けているため、来るんたびに又かという目で見られ、わざわざ半腰になってスペースを作ってくれるやさしい奴に任せている。こうして一日が過ぎていくのだった。



実は1章ティエスタ2投稿日にpv2000一気に入ったんだよね あれはびっくりした

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