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47.みんな強いね

「『連撃』『加速』『ダメージ増加』『猛毒』『麻痺』」


スーリンさんがそう言いながら敵の方向へ突っ込んでいく。

それもとてつもない速さで。僕より何倍か早いだろう。そして、あっという間に一人倒してしまう。

続けざまに二人同時に倒し、後ろから斬りかかってくる相手を華麗にかわし、逆に斬り掛かる。

最後の相手は蹴りで倒し、その場にはスーリンさんだけが立っていた。


「猛毒と麻痺は要らなかったね。勿体ないな…」


そう呟いているのが聞こえた。

ってか、スーリンさんかっこいい!!

やばい僕ほれちゃいそう。

一人で五人を無傷で倒すなんてスゴすぎる。

けど、驚いているのは僕だけで残りの三人は普通に接している。まぁ実際は二人なんですけど…

うん、わかるよ。僕も人見知りだから…


「いやー、スーリンおつかれ。相変わらず早いね」

「楽しかった!!」

「一発ももらわないで倒したの???」

「いや、一発ちょっと掠ってるから回復よろしく」

「私ですね??待ってください」


そう言いアリサさんはモンスターを呼び寄せる。

小動物型のモンスターだ。


「ヨー、『回復』」


すると、スーリンさんの周りに緑色のエフェクトが発生する。フェンの回復スキルは両方とも日のエフェクトが出るので違和感しかないが多分これが主流なのだろう。


「あー、また来ました。十人ですね。チーミングかも?」

「どれぐらい離れてるの?」

「500はあるかな?」

「なら放置で。近づいてきたら教えて!!」

「わかったー」


僕何もしてないけどなんか忙しいな。

これがイベントというやつか。楽しくなってきた。


「二チームなら私のドッペルで仲間割れ出来ますが??」

「あー、どうしようか。どうせ戦わないといけないし、やっちゃう??」

「クールタイム次第かな?」

「五分…」

「よし、やろう!アリサ道案内お願い」

「りょーかい」


そういいゆっくりと歩き出し、敵の方向へと向かう。

ところでレイナちゃんのドッペルってなんだろう?

レイナちゃんがもう一人出てくるのかな??

そう思っていたがちょっと違った。


「敵目視出来た。レイナちゃん行けそう?」

「あ、はい。確認できました!!」

「それじゃーいくよ。私のスキルが発動したらよろしくね」

「はい!」


りゅーさんとレイナちゃんが話終えるとりゅーさんがスキルを発動させる。


「『惑わしの霧』」


そう言うと周りが急に霧に覆われる。

1寸先も見えないほどにだ。

そして、レイナちゃんのスキルも発動する。


「スキル『ドッペル』よろしくね」


霧でよく見えないが人影がひとつ増えた。

多分これがドッペルなのだろう。

そして、ドッペルと思われる人影は敵のいる方向レと消えてった。


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