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黒魔術士のサーヴァント  作者: 秋山 かげ
ブラッドクァントム
15/16

#15 東の狐

例の乱入者のお陰で安全を確保するため1日三校対抗魔術試合が休憩となったので、海咲に連れられやって来たのは…

「oh…BANANA…」

「何言ってんだサーヴァント?」

そう、澪もびっくりドンキーのお屋敷だった…


「へぇ~流石海咲ちゃん、召喚士としても一流だね!」

屋敷の一角、庭園に面している海咲の友人、御幣島みてじま 遥の私室で未来、海咲、澪、龍、灯は遥と話していた。彼女の両親は国連、つまり国際魔術連合の米国交渉員と言う、いわば日本の魔術の中枢のポジションに居るため、海咲の両親とも面識があり、そと影響で二人とも仲が良いのだ。

「oh…BANANA」

「お前はOh…BANANA以外に喋ることないかよ…庭園に行ってていいか?」

「構いませんわよ?」


小池に掛かる石橋を渡り、石瞠朧(いしどうろう)が近くに置かれた東屋(休憩スペース的な物です)に龍は腰掛ける。

「いや~息詰まりそうだったぜ…ん?澪?澪ー!」

先程まで小池に沈んでいた澪の姿が消えていた。



龍の居る東屋から少し離れた場所に、澪は居た。何故ここに居るかと言うと、沈んでいた最中、不思議な気配を感じとり、気配のする此処まで来たと言う訳だ。

「あんたか…気配の正体は……」

澪の視線の先には、武士の様な着物を着き、鬼の面を顔の横に掛けた金髪の美少女が立っていた。

「外国人…の割にはTEH和風って感じな服だよなぁ…」

顔と服のギャップすげぇと思いつつ、近づこうとしたその時、嫌な予感がして咄嗟に後ろに飛んだ。

その予感は的中していた。目の前に成っていた松の木が真っ二つになっていた。

「私の木偶こぐうの一閃を避けるとは中々のお手前とお見受けいたす」

今、澪は一見何の装備も持っていない。一見は。実は今日二つの黒い手袋をしていのだが、封印していない方の手袋にはナイフが畳んで仕込まれており、戦える状況だ。しかし、ナイフを撃ち込む為には、接近しなけらばならない。相手の武器が刀と言うのが大きいが、ナイフのリーチがそこまで長くない、それが一番の理由だった。しかし考えていても仕方が無い。そう決めた澪は戦闘体勢に入る。

「ジーっとしててもドーにもならねぇ!」

そう言って殴りかかろうとすると、金髪の少女は、木偶を打ち込み、ナイフをへし折る。畳み掛けられる、そう確信し、防御態勢を取る。が、目の前の少女は木偶を鞘に納める。

「・・・・はぁ?」

余りに予想外の行動に呆気に取られていると少女は、更に少女は、

「私は獣皇団の総意として貴方達に協力する為参りました、(あずま) (きつねと申します。以後宜しくで候」

ともう突飛を越えた発言をした。

「私は貴方方の護衛として派遣された者です。よろしくお願いします」

「えぇ…」

と言う訳で獣皇団が協力してくれる事を知った澪だった…

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