#15 東の狐
例の乱入者のお陰で安全を確保するため1日三校対抗魔術試合が休憩となったので、海咲に連れられやって来たのは…
「oh…BANANA…」
「何言ってんだサーヴァント?」
そう、澪もびっくりドンキーのお屋敷だった…
「へぇ~流石海咲ちゃん、召喚士としても一流だね!」
屋敷の一角、庭園に面している海咲の友人、御幣島 遥の私室で未来、海咲、澪、龍、灯は遥と話していた。彼女の両親は国連、つまり国際魔術連合の米国交渉員と言う、いわば日本の魔術の中枢のポジションに居るため、海咲の両親とも面識があり、そと影響で二人とも仲が良いのだ。
「oh…BANANA」
「お前はOh…BANANA以外に喋ることないかよ…庭園に行ってていいか?」
「構いませんわよ?」
小池に掛かる石橋を渡り、石瞠朧が近くに置かれた東屋(休憩スペース的な物です)に龍は腰掛ける。
「いや~息詰まりそうだったぜ…ん?澪?澪ー!」
先程まで小池に沈んでいた澪の姿が消えていた。
龍の居る東屋から少し離れた場所に、澪は居た。何故ここに居るかと言うと、沈んでいた最中、不思議な気配を感じとり、気配のする此処まで来たと言う訳だ。
「あんたか…気配の正体は……」
澪の視線の先には、武士の様な着物を着き、鬼の面を顔の横に掛けた金髪の美少女が立っていた。
「外国人…の割にはTEH和風って感じな服だよなぁ…」
顔と服のギャップすげぇと思いつつ、近づこうとしたその時、嫌な予感がして咄嗟に後ろに飛んだ。
その予感は的中していた。目の前に成っていた松の木が真っ二つになっていた。
「私の木偶の一閃を避けるとは中々のお手前とお見受けいたす」
今、澪は一見何の装備も持っていない。一見は。実は今日二つの黒い手袋をしていのだが、封印していない方の手袋にはナイフが畳んで仕込まれており、戦える状況だ。しかし、ナイフを撃ち込む為には、接近しなけらばならない。相手の武器が刀と言うのが大きいが、ナイフのリーチがそこまで長くない、それが一番の理由だった。しかし考えていても仕方が無い。そう決めた澪は戦闘体勢に入る。
「ジーっとしててもドーにもならねぇ!」
そう言って殴りかかろうとすると、金髪の少女は、木偶を打ち込み、ナイフをへし折る。畳み掛けられる、そう確信し、防御態勢を取る。が、目の前の少女は木偶を鞘に納める。
「・・・・はぁ?」
余りに予想外の行動に呆気に取られていると少女は、更に少女は、
「私は獣皇団の総意として貴方達に協力する為参りました、東 狐と申します。以後宜しくで候」
ともう突飛を越えた発言をした。
「私は貴方方の護衛として派遣された者です。よろしくお願いします」
「えぇ…」
と言う訳で獣皇団が協力してくれる事を知った澪だった…
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