#12 『第一試合 クロノス・サーガ 彗星&氷皇VS凶槍』
「そうだ…良く知ってたな?魔術学院の馬鹿生徒さんよぉ」
そう言って濃紺と蛍光色の緑の鎧を着たホルダー、パルドは槍を阿弥陀に向けると、
「貫きなぁ!パープルランス!」
と叫び、紫色の槍を突き刺す。阿弥陀の体がポリゴンと為って消滅した。呆気に取られる海堂と澪を見たパルドは、
「安心しなぁ、現実に戻しただけだ…まぁ脳神経壊れてるかもだけどなぁ…クククッ、やはり貴様が未来を匿ってるのか…なり乗っ取ってやるよ!」
紫色の鞭がパルドから発生し、澪を拘束しようとする。
「レイザン、モードチェンジ『殲滅』!」
レイザンの赤いボタンを押すと、レイザンの銃身が変化し、白い龍の意匠を散りばめた形に変化した。
「殲滅・コード1259」
広範囲に発射された光速粒子は、ビームとなって鞭を破壊していく。
「ちっ…だがぁ!身体能力は変身している俺の方が高い!」
居合を詰めたパルドは尖った足で澪を蹴りあげる。
「ぐっ…レイザンモードチェンジ『守護』!」
レイザンの形が今度は盾に変化し、攻撃を半減させる。が、
「連続蹴りに耐えられるかなぁ!?」
金属特有の響く音を鳴らしながら蹴りの連打は続いた。そして木がミニチュアに見える辺りまで蹴り飛ばされると、視界からパルドが消える。
刹那、上から強い衝撃を受けた澪は地面に落下した。
「如月!無事か!?」
海堂が駆け付ける。すると、海堂が蹴り飛ばされる音が意識の朦朧としている澪の耳に響く。
(この野郎…好き勝手しやがって…未来に手は出させねぇし海咲にも手は出させねぇ!)
意を決して立ち上がろとするその時、
「アイスラッガー!」
「カムトゥースター!」
氷の礫の小さい星がパルドに激突する。
「てめぇら誰だ!」
パルドが槍から波動を発生させながら聞くと、
「てめぇら誰だ!と聞かれたら」
「答えてあげるが世の情け!」
「暗闇照らす一輪の龍皇!ドラノス」
「光受け輝く勇気の翼、ドラファノル!」
「てめぇら…獣皇団の…!」
暗闇の者と聖なる者が対立している中、未来を狙う影一つ…
to teh nxst




