6:エデントラベラーの資本家
PVが100超えました。嬉しい
俺はシルバのとこに向かうために、ドリスタウンに向かった。
「ログインしてるよな……」
フレンドの項目にはログイン中と間違いなく出ている。
「私はここにいるぞ」
肩を掴まれた。
そこにいたのはオレンジ色の髪をした男ではなかった。水色のショートヘアをした少女だった。
「アバターを変えたんだよ」
「どうして?」
「カエデは自動生成だからわからないだろうけど、現実のの体よりもアバターの体が大きかったりすると動かしづらいんだよ」
「自動生成にはしなかったのか?」
「自動生成は身バレしやすいプライバシー侵害機能だからな」
そうか。俺が自動生成したアバターは現実の顔にめちゃくちゃ似てた。動画配信者の人からすれば危険なのかも知れない。
「俺も変えたほうがいいかな?」
「平凡な顔だし必要ないよ」
「……」
とりあえず、俺たちの向かう場所は3つ目の町セントラルシティということはわかっている。
「セントラルは全ての中心地だ。だが、上位プレイヤーの家はそこにはない」
「家?」
「周りにもあるはずだ。このゲームはプレイヤーが町の中の家を買えるんだ」
確かに家から出てくる人はプレイヤーチェックができる。そして、大体の人がレベルが高い。
「このゲームはバーチャル空間に移動して買う家もあるが、町のオブジェクトとして購入している人は特別に強い。前の私は買っていなかったがな」
「なぜ今になって家の話?」
「このゲームはの中の最強プレイヤー3人の内の1人の場所に向かう。街だけは特定できているんだ」
「その人は仲間になってくれるかもってことだ」
「多分な。とりあえず、こんな田舎のドリスタウンにいても話にならない。ネットの情報によるとハルはここから去っているはずだ。今のカエデのレベルならすぐに着く」
このゲームはセントラルを中心として3つの町が先に繋がっている。西や東、北に繋がっていて、目指すのは東のところらしい。
「シルバさんちょっと待って!!」
「まだまだだな」
あまりにもシルバが速すぎる。アバターの変更で動きやすくなるだけでなく、地形を利用し、最短ルートを通っている。
「これから本気出していくんだ。最高の環境でプレイしないとな」
道中のモンスターは俺が倒した。俺がシルバよりも強い武器を持っていて、シルバのアイテムがいくらか消えてしまったからだ。
というか、この新しい武器強すぎないか?ダメージが3倍ぐらいになってるぞ。
「見えてきたぞ!!あれがセントラルだ!!」
セントラルは大きなレンガの建物が連なり、車などが存在していてもおかしくないと思うように発展していた。
「次に会う最強プレイヤーのためにここにお勉強タイムだ」
このゲームには店なるものが存在する。そこから通貨である『クレド』を使用してアイテムを買うことができる。
「とりあえず薬草を買ってみてくれ」
薬草を10クレドで買う。
「その薬草の詳細画面をみてくれ」
(プレイヤー ゴンザくん)
ゴンザくん?
「これはゴンザくんとやらのプレイヤーが収穫し、売却したものだ。つまり、このゲームの売られているアイテムは誰かが一度入手したものなんだ。薬草の場合は5クレドで売れて、10クレドで買える。これを拡大化したものがセントラルから解禁されるオークションという機能なんだ」
「つまり、オークションでアイテムを買うってことだ!!」
「いや、違う。それだと最強プレイヤーの話と繋がらないじゃないか。着いてきなさい」
オークション会場は映画館のような外観になっていて、目立ちやすい見た目だった。
「いらっしゃいませ。落札したいものはございますか?」
女性店員のような人はCPUだった。
「見るだけでいい」
「承知いたしました」
オークションのモニターがシルバの前に現れる。
「この出品者の名前見てみろ」
オークションに出されていて、入金されているもの、それらの7割以上があるプレイヤーが出品していたものだった。
「ダーリン?」
それが最強の3人のプレイヤーの1人であり、エデントラベラーの経済を牛耳る資本家の名前だった。
オークションの品を見ていると、俺の目に留まるものがあった。
「呪殺の札……」
ダーリンの出品した呪殺の札にものすごい大金を積んでいるプレイヤーがいた。誰が入金しているかわからないが、ハルだろう。
「呪殺の札の出品をこいつにお願いして辞めさせて。あわよくば、装備を恵んでもらう。これが私達の狙いだ」
「協力してくれるのか?この人は」
「平和主義者との噂だ。会ってみないとわからない」
「じゃあ行くか、ここから東だ。行こう!!」
「いや待て!!」
「シルバ、何かあった?」
なんでシルバは止めるんだ?ノリノリだったのに。
「私はいわゆる学校とは無縁なんだが、君は違うだろ?」
「あぁー」
明日学校だった。
小ネタ 施設
NPCが運営しているもの。オークションや雑貨屋、鍛冶屋などがあり。誰でも使用できる。自宅購入の際は施設からの距離で値段が変わると言われている。




