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鬱々日記  作者: 由紀
13/21

13日目

私は悪いことをしたと気付くのも遅かった。

悪いことをしたのは小6の頃。

それに気付いたのが中2の頃。二年もかかった。

既に二年も経って、謝れなかった。

その時に私はようやく、自分が最低な奴だと気付いた。

自分の性格を顧みた。

ずっと。

あまりにも自分が嫌になった。

彼に申し訳なくて、何度も謝らないといけないと思った。

罪悪感のせいか悪夢も見た。

警察に追われて捕まる夢。何度も逃げては捕まるの繰り返し。

私は彼が自分のことを恨んでいると知ってた。

「かも」じゃない。

本当に、恨んでいるって。

そう恨まれるのが本来あるべき姿だと思った。

良かったとも思った。

私は恨まれるべき存在なんだって。その通りに恨まれてよかったと思った。

許されてはいけない。

許されたら、私はきっと同じことを繰り返す。

ずっと、そう考えていたから。

自分の最低さに嫌になりながら、ひたすら自分の性格に向き合った。

勿論、目を背けていた分、自分がいかに最低な奴だったかを思い知った。

それでもこれで、罪が償えるのなら、十分すぎるものだった。

むしろ、こんなんじゃあ足りないとさえ思った。

今もその考えは変わらない。

私は一生人に恨まれて生きていく。

今更幸せを望むことも浅はかなんじゃないだろうか。

ずっと夢をみていた。

警察から、追われる夢。

ずっと捕まっていたのに、ある日の夢は逃げ切った。

そこから、追われる夢は見ていない。

私は察してしまった。

「もう、警察に追われる夢は見ない。私の罰は終わってしまった。」

それは、果たして許されたといっていいのだろうか。

天が許したとしても、私は私を許さない。

これは、絶対に覆らない。

じゃあね。

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