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鬱々日記  作者: 由紀
12/21

12日目

私は前と比べると幾分かマシになったのだと思う。

それは性格での話だけどね。

今の私を新ありさだとすると、昔の私は旧ありさ。

私は自分のことをそういっている。

勿論心の中で。言っても良いけど誰も理解できないし。

あと、重い話もみんな好きじゃないでしょ?

でも私が持つ話はみんな重い。

だから、私のことを知ってほしいけど、過去の話は言わないでおきたい。

言うて、私に興味を持つような人なんていないと思うけど。

私はクズだ。

ホントにクソ野郎だ。そんなことないよなんてフォローしてはいけない。

私は傲慢だ。上から目線で人見下している。

そして、短気。怒りの糸が直ぐに切れる。

人と比べ、上には嫉妬し、下を馬鹿にする。

怠惰的で直ぐやる気をなくす。

こんな屑を誰か抹消してほしいと思う。

誰か。誰か。誰か。

こんな私だから、罪を犯した。

私の人生最大の罪。

法律違反じゃない。道徳的な罪。

私は、人の秘密を言いふらした。

一人の友達に。

その人とは仲が良かった。

きっと、私が思っている以上に裏切られた感情があったのかもしれない。

子供なら、よくある失態だ。

私の罪はそれをしたことじゃない。

「それをしたことを謝らなかった」ことだ。

謝らなかった。それは何よりも罪だ。

大罪だ。

だから私は、自分を許さないことに決めた。

一生をかけて許さない。

だから、「謝らない人」も許さない。

謝らないことを許すという前例を私の手で作っていけない。

もう、彼とは会えない。

連絡先も知らない。

進学先も知らない。

私は引っ越して、あの場所に戻らない。

だから、きっともう…再会は果たせない。

罪を背負うしかない。

一生苦しむしかない。

その為には、この話は誰にも言ってはいけない。

他人に行って苦しみを紛らわせるなんて、してはいけないから。

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