↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
それからのクリスタニア〜静かな海に灯はともる  作者: おーがすてぃーぬ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
98/102

クリスタニアという妹ー父日向葵一郎

更新がなかなか出来ずごめんなさいです…

富士崎社長は、日向キャプテンと夏葵たちを、部屋に連れて行くよう指示し、再びゲストの所へ戻っていった。


筋肉ゴリラ、もとい元自衛官クルーたちは、山盛りの料理を乗せたワゴンを給仕クルーたちと運びながら、上司たちのプライベート空間に足を踏み入れた。


「こ、ここが日向キャプテンの…!」


「社長とあんなことやこんなこと…!」


顔を赤くしながら小声でヒソヒソと囁き合うクルーたちではあるが、あんなことこんなことは、概ね事実である。




「わぁー♡とっても素敵なお部屋ー♡」


白薔薇の壁紙に、社内と同じ白を基調にしたシンプルなインテリア、大きなベッドにフカフカのクッション。


夏葵はそれらに目を輝かせた。


「機会があったら、クリスタニアに乗ってみるといい。ソブリンよりは小さいが、きっと気に入るだろう。」


日向キャプテンがそう言うと、夏葵は元気よく頷いた。


「はい♪でも、お父さんの船の方がいいな。」


「何故だ?クリスタニアは、お前の妹だろう。」


夏葵はキョトンとした。


「妹?」


「そうだ。私と社長が式を挙げた時、スターフラワーが晴海に来ていた。その時、お前も乗っていたと聞いた。

クリスタニアは、私にとっても娘のようなものだ。だが、先に生まれたのはお前だ。だから…」


「私がクリスタニアのお姉ちゃん!」


「そういうことだ。巨大な妹だが、仲良くしてくれると嬉しいが。」


親子のほのぼのした会話を聞きながら、供をしてきたクルーたちは、手際よくテーブルに料理を並べて行く。


「キャプテン、整いました。ごゆっくりどうぞ。」


「陽太!お前は空気読め!」


自衛官クルーたちが三井の首を引っ掴んで連れて帰ろうとすると、日向キャプテンはそれを止めた。


「構わん。三井、聞きたいことがある。」


「な、な、なんでしょうか?」


恐る恐る日向キャプテンを見ると、少し苦しそうな顔でこう言った。


「娘がフェリーに乗っていた日々のことを…聞かせてくれないか?ターミナルでどんな日々を過ごしていたのか、私は何も知らないからな。」


仕事があるからと、給仕クルーは部屋を出て、副長2名が残った。


「いいですよ。なっちゃんのお父さんですもん、知ってた方がいいですよ。」


そして、食事をしながら、三井はターミナルでの日々を話し始めた。


「僕が見てたのは、なっちゃんとおばあちゃんがどれくらいターミナルで愛されてたかってことですけど…。」

次回、三井くんが語るフェリーとなっちゃんの日々…ですが、BMMグループにとって大きな試練が…


お楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。