表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
それからのクリスタニア〜静かな海に灯はともる  作者: おーがすてぃーぬ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
89/97

筋肉ゴリラたちのひと時ー毎日ジャマイカなクルーたち

食べまくりたい若者たちと、自衛隊駐屯地感が半端ないソブリンです。

ソブリンのクルーたちが大慌てになった頃、影千夜本人はというと。


「もう少しでニューヨークやねぇ。

月乃ちゃん、なにしよか?」


影千夜は、簪を片付けながら尋ねた。


「そうですねぇ。カフェ巡りしたいですっ!交流会終わったら、時間ありますよね?」


「交流会は午後には終わるやろし、夜の船内パーティーまで時間あるはずやし。たまにはえぇなぁ。女子会しよか。」


夏葵は、目を輝かせた。


「うわぁ♡楽しみぃ♪そうだ!!二階堂さんたちにお土産買いたいですっ!」


「何買うん?」


「ケーキです♡ニューヨークのケーキ、可愛いのたくさんあるし♪」


「そらえぇなぁ。でも取り合いになるぇ?あの子ら、よぅ食べるさかい。」


「あの子らにお土産もえぇけど、キャプテンに何か買うてさしあげたらよろしいやないの。きっとお喜びやと思うんやけどねぇ。」


「パパに何かプレゼントしようかなぁ。」


「あんたが選んだものやったら、何でも嬉しおす。」


「そうですねぇ♡色々迷っちゃいます!それなら、やっぱりケーキにしますっ!」


ソブリンのクルーラウンジでは、二階堂たちが食事をしていた。


テーブルには、焼いたラム肉がこんもりと積まれた皿がある。

山のように積まれたパン、ジェンガのようなバナナ。


そして、プロテインである。


「やっぱラムだよな!」


「マジうめぇ!」


なかなかの量が積み上がっていたが、それも早送りのように消えていく。


ラウンジのマスターは、苦笑いした。

「自衛隊はすごいですねぇ。どこに入るんですか、そんな量。」


「胃袋には入る!」


「そして筋肉になる!」


「食糧は無駄にしてないぞ!」


マスターは、そんなことは聞いてない、と思いながらコーヒーを持ってきた。


「まぁ、皆さん美味しそうに食べますから、厨房も喜びますよ。」


二階堂は、プロテインを飲みながら、腕の筋肉を見せた。


「筋肉も喜ぶ!」


あらかた食べ終えた元自衛官クルーたちは、コーヒーを飲み終えると、デッキに向かった。


「いつでもカリブ海みたいだな。」


マスターの呟きは、もちろん彼らに届いていない。


食後の彼らが毎度していること。

それは


「カイザー、背中に乗れ!」


カイザーは神崎の背中にヒョイと飛び乗った。


関係者エリアのデッキではあるが、クルーたちがプランクやスクワットをしている様子は、クルーズ船とは思えない。


「ニューヨークまであと少しだ!!

気合い入れるぞ!!」


「「「おおおっ!!!」」」


野太い声が響いているデッキ。


その向こうには、ニューヨークの摩天楼が遠くに見え始めていた。



念のため言っておくが、ソブリンはれっきとしたクルーズ船である。

筋肉ゴリラたちが盛り上がり、姉さんと夏葵ちゃんが女子会しようと盛り上がっている頃、日向兄弟は。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ