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僕が運動を始めた理由

前回は気合いを入れ過ぎて、やたら丁寧に書いてしまった、気がする。

今回はここ半年ぐらいのことで、僕が運動を始めた理由、について書いてみる。


既に書いてしまったが、僕はここ半年ほど前から運動を始めた。

正確に言えば、昨年の9月頃だろうか。

週に1度、土日のどちらかの14~15時頃になったらおもむろに家を出て、近所の体育館の中にあるプールに行く。

そして、1時間と少しをかけて毎回1kmを泳いだ時点でプールをあがっている。


なぜ、このような運動を始めたのか。

人からそのように尋ねられたら

「腹筋を割りたいからです」

と答えている。

嘘ではない。

確かに腹筋を割りたい。

だから、気が向いたら腹筋と体幹トレーニングも行っている。

では、何故腹筋を割りたいのか。

それは、鏡で自分の体を見た時に何となく嬉しい気分になりそうだからだ。

この話を大学時代の後輩に話したら

「確かにそうかもしれないですね」

と同意を得られたから、あながち間違った理由ではないように思える。


しかし、ただ腹筋を割りたいから、という理由だけで運動を始めたわけではない。

それこそ、昨年の9月に起きたある出来事が大きなきっかけとしてあって、その日以来運動を始めたことは間違いない。


高校までは体育の授業が入った。

いやでも週に2~3時間ほど運動をする機会があった。

大学に入り、大学院に入り、1年空白期間があり、昨年4月に就職した。

この約7年間もの間、運動らしい運動は全くしてこなかった。

そして、大学院に入ってからは喫煙するようになった。

ただ、運動音痴では決してなく、大体のスポーツにおいてそれなりに体が動くような幸せな体で生まれている。


昨年9月某日。

職場の先輩に誘われ、フットサルに赴いた。

高校時代にフットサルチームに入っていたから、ある程度体が動くものだろうと思った。

当日、かつてのような動きで先ずは5分ほどのウォーミングアップに参加してみた。

その後、先輩がルールの説明を始めた時に異変が起きた。


あ、貧血だ。


視界が見えなくなり、鼓膜が張ったような状態になり、呼吸する度に気管が痛み始めた。

前々から貧血癖があり、こういう症状が貧血であることはすぐに理解できた。

その後、江戸川か何かの河原で、1時間半ほど横になり、先輩とその知り合いがひたすらフットサルをしている姿を横目に見ていた。


ただただ恥ずかしかった。

そして、ただただ情けなく、申し訳なくなった。

せっかく誘ってくれた先輩のメンツを潰してしまうことをしてしまった思いでいっぱいである。

帰り際、先輩は僕の体調を気遣ってくれた。


僕は車を1時間ほど走らせ、何とか帰宅した。

翌日、僕はさっそく地元のプールに赴いた。

昨日のことが情けなかっただけでなく、思ったより体が動かなくなっていた自分に悔しくて、ただひたすら体を動かしたくなったのだ。

水泳自体も久々で満足のいく泳ぎができたわけではないが、体を動かしたことに満足できた。

その日以来、夕方に飲み会が入っていようと、土日のどちらかにはプールで泳いでいる。


そして、昨年末、さきほどの先輩に再びフットサルに誘われた。

僕にリベンジをする機会を与えてくれたのだ。

「明日人数が足りなくて、どうしても来て欲しいんだ。どう体は動きそう?リベンジする?」

と聞かれ

「怖いです」

と正直に答えた。

毎週プールに通い始めたとはいえ、フットサルでひたすら走れるような状態に体がなっているかはわからなかった。


結局、僕は行くことにした。

12月26日の前日、クリスマス。

翌日にフットサルを控えた夜、仕事が終わり、夜、僕はおもむろに外へ走りに行った。

2kmちょっと走ってみて、思ったより走れそうだったので不安は解消された。


当日、周りはフットサル・サッカー経験者が集まっている中、僕は病み上がりのような状態で何とか3時間やりこなした。

ずっと走っていたわけではないけれど、4得点ぐらい決めることができた。

その時の感情を思い起こすならば、ただひたすら楽しかった。

しかし、一つだけ災難が待っていた。

翌日、強烈な筋肉痛に苛まれながらバンド練習に行かなくてはいけなかったのだ。

何とかなったが…。

そして、今も週に1度はプールに通っており、週に1度のランニングを加えようと考えているところだ。



以上が、僕が運動を始めた理由である、が、一つの契機とその経緯が中心的な話になった。

でも、あの情けなく、申し訳なく、そして、悔しかった思いをしなかったら運動を始めなかったことは間違いない。


僕にとって、バンドでドラムをやっていることとプールで泳ぐことに共通点がある。

それは体の使い方の神経を研ぎ澄ますこと。

クロールがとても苦手だったが、足の細かい動きや水を掻く手とその角度だけに神経を集中して効率性を求める。

ドラムもただ力任せに叩くのではなく、しなやかに腕をふり、いかに力を伝えるかを考える。

そうだ、今書いて気づいた、体を動かすという意味での運動ではなく、物体が運動するということは、「力を伝える」ということとほぼ同義ではないだろうか。

水泳も水に力を伝えることで、体が前に進む。

体は全方位的に水に包まれているのだから、少しでも無駄をなくすため、体と水の接している面全てについて神経を研ぎ澄ませて、これからも泳ぎに精進したい。


僕は一体何を目指しているのか。

今となっては、そう、ただ腹筋を割りたいだけである、はず。



前回よりはフランクにかけたような気がします。

書く前から一つだけメインになる話は決めていたのですが、書いていく途中でいろいろと思いだせるものですね。

こんなくだらないものでもいいから、書き続けることが大事だと再認識しました。



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