99 臨時世界魔法会議終了
魔術協会の長が言った。
「先程精霊協会の長が話された通り竜皇国魔塔の監査人が第三者の干渉を受けない機関として対応していただけるとの連絡を受けた。他に意見や代案のある者は挙手を……大丈夫かな?
では今後の魔術協会と精霊協会の監視と監査を第三者機関の竜皇国魔塔の監査人に依頼する事に賛成のものは挙手をお願いする。」
精霊協会の長が確認して言った。「……満票で議決された。報告等今後どのようにしていくか運営のやり方など相談の機会をいただこうと思う。
今後可能であれば世界魔法会議に参加をお願いしようと思うがどうだろうか?
意見のある者は いるか?挙手をして発言して欲しい。………では挙手が無いので決定とさせていただく………竜皇国魔塔の監査人が挨拶で移転で来られるようだ。皆失礼がないようによろしく頼む。」
精霊協会と魔術協会の間にある空いているイス前に監査人として白く靄の中に背の高い体格の良い白い法衣を着た男性の容姿のサラニが話しはじめた。
「竜皇国 魔塔の監査をしている者だ。監査人と呼ぶように。此度の件で竜神様、精霊王様が大変心を痛め世界の危機を感じると仰られた。
竜皇国はエルフの里同様に不干渉であるが監査人を引き受ける。
ただ此方にきての参加となると…半数以上体調の悪い方がいるな…同席は不可能と考える。」
右から左に胸前で右手で祓った。一瞬で体調は改善したがまた直ぐに重い圧が頭上から振り注いでいる体感にみな苦渋の表情だ。
「此処までの体の脆さと魔力と精霊魔法の実力の差がありすぎると…皆の命の危険があるな…申し訳ないが私はこちらには来ず竜皇国の魔塔監査室から世界魔法会議に参加させてもらうがよいか?挙手を…満票だな。
ではこれで精霊協会の長、魔術協会の長、今後の事は話し合いで書面で皆に分かる形で配布する。
では奢らず誠実に。自然を愛し精霊様を大切に。」一瞬で消えた。
「今回の臨時世界魔法会議の議題は全て議決された。これにて終了とする。
他の対応が必要な者は各国の午後から予定されている面談時間もしくは足りなければ書面で申込みでよいか?
体調の悪い方は無理をせずに挙手を……
あげないのだな?本当に大丈夫なのか?
申し訳ないが全員に神水晶のグラスで冷たい飲み物をすぐに準備を…
無理は駄目だ。精霊協会の長はどうだ?」
「久しぶりの竜気だな…気持ちよかった。清々しい程の精霊様の怒りだな…
体感出来て身が引き締まる思いだ。
相変わらず魔術協会の長は強いのだな…さすがだな。私も精進せねばならんな。」二人の笑顔が参加者は怖すぎで声が出ないなど思っていないだろう。
今回の会議が不誠実だった者への処罰の会議であったと…全く痛みを感じていないものは少なかった。




