81 ルノアのお願い
福ちゃんは立ちながらお昼寝をしていたが…
「ルノアそろそろ皆限界だよ…部屋に今呼んだからね」部屋に三人が入室してきた。
其々のペアの隣に陣取りご機嫌な顔で竜皇王様が言った。
「愛し子様ありがとう。皆美味しく全種いただけた。三人ともミタラシが好きだと話が一致したよ。
先程ラルフ殿とも話したが竜皇国にも支店を出していただけることになった。
今こちらの関係者と話しておる。だが混乱となる事は必須の為、毎月各家定数申込み制購入とした。
後は天空都市の皆には各家から定数抽選となった。
約束を破る者には今後販売しないこととして通達して様子を見る。
竜神様がいつも一人で全部食べていたから助かった。今後も頼む。」
ルノアはニッコリと頷いた。「クロリナラド睨むでない。」
ルノアが念話で言った。「ラド様、いや竜皇王様、王太子様申し上げたいことがあります。
家族間は念話での会話を許可頂きたいです。番だからといって発言が出来ないとは現実的ではないです。
そんなに家族は信用ならない相手ですか?ラド様。相手に番がいないだけでルディノール様のお子様にも会えないとは…
そんな信用出来ない相手ですか?
私は家族で時々でいいので食事をして今日一日あった普通の話しをして意思疎通の礎を作っていきたいです。番だけとの食事も大事ですが…ゆっくりと作る家族との絆も大事だと思います。家族は念話で自由に話しては駄目でしょうか?
そして番が今いなくてもお子様達に会いたいです。
そこでまた番に対しての礼儀も関わり方も教わりながら大きくなっていった方が意思疎通は良くなります。閉鎖的過ぎるのも今まで問題はありませんでしたか?ラド様のお仕事を手伝いながら経験を積み早く安全に引き継がなければなりませんから。
交流をして素質は沢山の目でみて判断した方が安全だと思います。
王妃様も王太子妃様もいかがでしょうか?」
「福が許す。発言していいよ。二人とも。」
「はい。発言したい。前から本当にめんどくさいと思っていた。家族に嫉妬など考えられない。
いい加減にしろといいたい。ユキノアともルノアとも仲良く話したい。
はっきり言ってくれて感謝する。」
「はい。同意します。毎回毎回毎回…ルノア様の発言安心いたしました。
我が子を皆で見守って下さるなら目の行き届かない所があると感じておりました。
ただルノア様の家族限定の念話と言う所はルノア様を守る為に必要なので。
教会関係者、サラ達以外は絶対にお話かけしませんように強くお願いいたします。」
「はい。勿論です。」
「福が許す。三人の許可はいらない!」
「………………」三人とも困惑いや機嫌が悪いのが分かる態度だ
「三人とも私の言うことが気にいらない?でも意見を言うことは許さないよ。
気が付かない?三人がしていることはこういうことだ。
番だから?自分の気分が悪いから?私の方が強いから?どう思う?考えてみて。リアムどう?」
「…すまなかった。名前呼びも許そう。皆念話で話そう。いいなルディノール。 クロリナラド。
私達は番の心を守ると約束したのだ。忘れていたが傲慢だった。福様どうか怒りをおさめてください。
折角のミタラシを吐きそうだ。すまなかった。二人とも早く」
「…すまなかった」
「あぁ…本当すまないノア」




