80 お義母様は最強?
「はい。お義母様 安全に二度と後悔しないように万全を尽くしたいので…
クロリナラド殿下のお仕事が安心して我が子達に引き継げるまでは必ず一緒にお願いします。
引退は早いですよ。ルーノもまだまだ子供ですから…お義父様が引き継いだ年数は最低お願いします。
皆で分担していけば安全に安定するのですから…これは譲れませんのでお願いします。」
「分かってますよ。段々とルディノールに似てきたな。ユキノアも…はぁ。
言葉使いが面倒だ…すまないがルノア 私はどうも男言葉らしい…
頑張って話してるから先程からユキノアが笑いを堪えておる。
ユキノア笑っていいぞ。許す」
「…お義母様…凄く頑張りましたね…最長記録です。ウフフフお母義様のお話を少ししても?」
「いいぞ。」
「お義母様は竜皇国の北の辺境領地を治める公爵家の跡取り辺境領主だったのですが…
竜皇国は魔力、知力、体力と強い方が跡取りになりますので辺境領地最強なお方だったのです。
視察で当時王太子のお義父様が見初められて白銀の運命の番!となったわけですが…
お義母様お話続きお願いできますか?」
「自分より弱いものなど受け入れられない!跡取りだから無理!
問題を全て解決して自分より強くなったらな!といって断ったんだよ。
まだ未成年だったし分からなかったんだ…たしかに居心地は凄く良かった…
でも跡取りに決まったばかりで辺境領地が落ち着かない状態でな…
戦いの毎日に疲労困憊だったのだ。番どころでは無いわ…が正直な気持ちだったな…
そしたらあれよあれよとうちにリアムが問題を解決していき…
本当に我と戦うか?と言われてな…我の方が強いのが分かれば番になるかと…
隠していた魔力を全開解放されて…私は居心地が良かったがな。
周りにいた問題だらけの親族や隠密や、虎視眈々と狙っていた隣領地の侵略思考の跡取りやら全てひれ伏したんだ。
恐怖と畏怖と服従の姿勢を示してな…私以外殆ど失神した状態にしたんだ。
力の強いものは簡単に力を示さなくても良いんだよと笑われてな。
あの余裕たる態度と誠実なお人柄を好きになってしまったんだ…と何を話して…恥ずかしいな…
でもいまでも思っている。自分の選択は間違っていなかったと。
ルノアもこれからの時間でゆっくりとクロリナラドをみてやってほしい。」
「はい。大変参考になりました。ありがとうございました。ラド様と命の調整のお話も早速してみます。
心配している気持ちも伝えなければわかりませんね。話し合いと魔力管理…自分の出来るところからやっていきます。」




