76 三人だけの念話お茶会
王城に戻り王妃様と王太子妃様がお待ちの部屋まで案内された。
先に二人が立ち右掌を左胸にあて頭を下げた。
「竜神様の愛し子様に竜皇国王妃アリエナがご挨拶申し上げます。宜しくお願いたします。」
「竜神様の愛し子様に竜皇国王太子妃ユキノアがご挨拶申し上げます。宜しくお願いいたします。」
「申し訳ありません。礼儀作法が学べておらずどうお答えすることが正解かわかりません。
頭をあげてくださいませ。ルノアです。ルノアとお呼びいただきたいのですが…愛し子と呼んで下さいが正解でしょうか?宜しくお願いいたします。」
「はい。ここは頭を上げよで大丈夫です。今一番位が高いのが愛し子様ですから。
元々敬語もない国だから慣れるまで大変かもしれませんがゆっくり慣れてください。
普段はクロリナラドがいるから話すことは無いと思いますから。
念話はできますか?」
「はい」念話で答えた。
「ではユキノアも念話でね」
「はい宜しくお願いします。」
「まだ結界を習っていなくて…ヴァリアード叔父様が念話する時は結界をはれと言われていまして…」
「福が張るから大丈夫だよ。」
「うん。福ちゃんもし私が忘れてたりしたらお願いできる?宜しくお願いします。」
「任せて!」
「福様も神獣となられたのですね。おめでとうございます。」
「ありがとう。福もまだ礼儀がわからないけど神獣だから二人とも大丈夫?
あっ二人とも結界か…めんどくさいやつだね。
大変だ。クロリナラドもそうなる?」
「はい。間違いなく」二人の声が良い笑顔でハモった。
「お二人ともとても幸せなんですね。白本をクロリナラド殿下からいただき読みました。わかりやすかったです。ありがとうございました。オハギはお口にあいましたか?」
王妃が答えた。「はい。いつも楽しみにしてます。番は…色々分からずで問題が多かったので…
オハギ本当大好きです。こちらにもお店を是非作っていただきたいです。」
「私も抹茶オハギはいただけるとは思っていなくて…楽しみです。」




