69 イヤーカフ 売れるの?
「おおぉルノア…可愛いなぁクローに貰ったのか?
全面にクローの色…重すぎるな…」
白銀の光沢の生地に裾に広がり、薄い紫から濃い紫にグラデーションが美しいワンピース。
紫の魔石がついた白銀の足先が丸く可愛らしい靴を履いたルノアに皆目尻を下げた。
小さな宝石質な魔石が首飾りと髪飾りがお揃いで白銀の番の腕輪と漂う魔力に皆苦笑いだ。
クロリナラドもお揃いの生地にタイはワンピースと同じ紫グラデーションの装いだ。
シンプルな少し長めの首飾りと髪飾りもよく似合っていた。
お揃いのイヤーカフに伯父様が興味を持った。
「なぁクロー…耳に付けてるのはじめて見るな。くっついているのか?
何で耳の上部につけられているんだ?耳飾りって大体下に垂れ下がっているだろ?」
「あぁそうだな。珍しいな。ルノアの魔力だからルノアが作ったのかい?」
「ルノアが俺に作ってくれたの!これは駄目だからな!でも確かに珍しいか…ルノア売り出す?
ないものだから売れるよ。伯父様には高い金額で買ってもらおう。お義父上は大丈夫だからね。」良い笑顔で答えた。
「耳の上部の薄い部分から差し込み、くぼみや好みの位置まで移動させて固定する形なんです。
痛くないように丸みを持たせています。男性は左、女性は右に付けると
「相手を守る」という意味があるとか…学校?書籍で?書いてあったような…忘れてしまいました。
お母様の本に書いてあった魔力を放出するイメージの糸を応用しました。
太くして固くしました。男性は重厚感というか鉱物の質のよさを全体的に…
女性は華やかなデザインと軽さにしたらアクセサリーでも可愛いかも…」そんな簡単な構想を話した。
「でも出来たら念話出来るように魔法陣を書いて。
決められたイヤーカフとイヤーカフで話が離れても出来たらサライの負担が減るかなと…
お休みしてる所、見たことないから小さい時からいつ休んでいるのか心配で…お休みしてほしくて」




