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転生したのでレアアイテム集めたい…えっヒロイン退場してしまいました  作者: 5H


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67 寿命と価値観

「ラド様。一人一人皆考えや価値観や寿命も違いますから…お互いにこれから仲良く暮らせるように…

無理せずにちゃんとお話をしましょうね。そんな事しかまだ私は言えなくてごめんなさい。

あとお父様は宰相を嘘をついて辞任されたから継承権を?

お父様ならちゃんとした国王様になれると思います。」

「あぁそうだね。話さなければ分からないね。宰相を嘘で辞任したことはいけなかった事だと思う。

でも心が無理だった。ハーマイル公爵は真面目な方で継承権も持っているんだよ。

私の次にもう一人いるが資格が足りない。ハーマイル公爵はその次に継承権をお持ちな方なんだよ。

お任せしても後悔しないと言い切れたから辞めたんだ。今迄が無理していたんだよ。

エミリアと約束したのに…次期国王など私はなりたくないんだ。

実はもう最初にヴァリーに聞かれた時に即答している。私は無理だと。

私は先王の次男の子供で父からは公爵家として宰相として王を支えてやってくれが遺言だ。

クローが話してた通り長女が優秀だったから後ろ盾としてな…開けてみれば帝国に嫁ぐ事になり…

今の長男の王夫妻を支えなければならなくなった。

先王もすまないと謝られて亡くなられた。

魔術師として国を守りたかったけど宰相の仕事もやりがいが無いわけでもなかった。

でもこの間ルノアにお父様は本当はどんなふうに生きていきたいか?

と言われた時から私はずっと考えていたんだ。

それとさっきクローがはっきり言ってくれたから…

私も、はじめからエミリアの側でくっついて魔石を作り静かに暮らしたかった。でも言えなかったし出来なかった。それが答えだった。

もっと格好よく私が国王をする!って自信をもって言いたかったけどその気持ちが全くない。

クローにやりたい気持ちがないならって言われてその通りなんだ。ヴァリー、ルノアこんな私は駄目かい?」

「いいえ。お父様。今までも宰相としてお勤めしてきたんですから。

私もお父様のように私のやらなければならないことを誠実にやります。

お約束しましたからお母様と。何で忘れていたんでしょうか?

凄く我儘でした。本当お茶会で気付けてよかった。

私もお父様も凄く寂しかったんだと思います。

これからは皆にラド様に心配されないように、 無理なくちゃんと心も体も守らないといけませんから。

お父様にも皆にも無理して欲しくないです。ヴァリー伯父様はどうですか?」

「あぁそうだな…うん。話さなきゃ分からないことだな。私もラルフの心が大事だ。無理して欲しくない。私も同じだな。エミリアが言っていた事、誠実に真面目に笑顔が多い毎日を送ってくれって忘れてたんだよ。

二人に会えて思い出せた。寂しくて黒銀の鎖も苦しかった。

今度こそ無理なく自由に誠実に生きたいとしっかり言えるように私も生きるよ」

四人で穏やかな気持ちで話せたこと本当に良かったと思った。


静かにサライが言った。

「お話の途中申し訳ありません。竜神様が目覚めたのなら竜皇国の竜神教会に皆で来て欲しいと仰られております。

竜皇国王様と王太子様もお待ちしておりますとのことです。」

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