60 ヴァリアード一緒に食事しよう
ヴァリアードはラルフの執務室に移転で戻ってきた。
「お帰り。疲れ顔だな…大丈夫か?ご飯を一緒に食べよう。ここで食べてもいいかい?サラお願いできる?」
「あぁ少し話さないといけない事が出てきた。」
「あぁ分かったよ。なっ…まず食べよう。」二人で食べ始めた。
「おぉマス!タスワンズ湖の〜美味しい季節か?皆で釣ったなぁ…」
「はい。先程執事長と侍女長が先に移転で到着しまして…お土産でオハギと一緒に…
ルノア様の好物だからと。あと皆様のお好きなミタラシやらオヤキも沢山お持ちしておりましたよ。」
「ラルフも生活が落ち着きそうだな。良かったな。」
「あぁ…ようやく当たり前の生活が出来そうだ。
なかなか安心して食事は出来なかったし、お茶もいつもエミリアが作った緑茶を持ち歩いてたしな…
なるべく食事は一緒に取ろう。ルノアが私達を心配するからな。」
ゆっくり食後のオハギと緑茶を食べた。
「ラルフいつ目が覚めるのか聞いたか?」
「あぁ…四日目の朝だと二人の魔力が多いから時間がかかると聞いた。
竜人同士だと調整は必要がない場合もあるみたいだな。
白本も青本も読んだよ。俺達の年齢以上狂わずに孤独の中ただルノアを待っていたと聞いて…
少し羨ましいような恐ろしいような…ただ見て見ぬふりをしてあげようとは少し思ったな。
福ちゃんにもサラやヴァリーもお願いしたいかなとは思ったが…ヴァリーは無理そうだな」
「難しいけどルノア次第だな。まず嫌がることはクローはできないと思うから。大丈夫じゃないか?」
「竜皇国はヴァリーは?行った事はあるのか?俺はもちろんないが」
「ないよ。体がなぁ…とにかく辛かったし魔塔の問題もあったしな。ラルフ。話をしてもいいか?今後の話を…」
「あぁ残念な話になるんだな。聞くのが怖いよ」
ヴァリアードが王の面会からの三人の密談までの話をした。ハーマイルの隠密の話を聞いて…
「ヴァリー試したかったとか…やってみたかったではないよな?遊びすぎてないか?」
「いや試さなくちゃ駄目だろ?実際使える場所なんていつあるか分からないんだから…
ただクローは俺に何をさせたいのか?不安だ。」




