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転生したのでレアアイテム集めたい…えっヒロイン退場してしまいました  作者: 5H


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6 魔法色 黒 紫 桃

ヴァリアード様が肩周りや、首周りを動かしながら言った。

「本当に体が辛かったんだ。何度もエミリアの所に、いこうとした。それすらもさせてもらえず、狂いたかった。

でも出来なかった。王がルノアの肖像画を見せてきたんだ。驚いたよ。

俺の魔力を使役したいのも、失いたくないのもわかる。

でも彼奴等を贅沢させる為に、俺は居るんじゃない。

俺は自分の意志で、国を護り自由に生きたいんだ。

これからは国の理不尽な要求は、一切聞かない。

今までの仕事の精算も、済ませるつもりだ。

ラルフ殿の意見も聞いたからね。この後すぐに王に会いに行くよ。

今後の事をじっくり決めたいと思う。もちろんルノアのことは秘密だよ。

エミリアと同じように護らせてくれ。」

お父様と、ヴァリアード様が、力強い握手をして、同じ笑顔をしていた。

ちょっとだけ(内緒だけど)ルノアは怖かった。


「先程の王宮の茶会の件だが、黒は呪い、紫色は操りの魔法色だな。あと濃い桃色は、魅了だ。

過去に他国が乗っ取られた歴史があるから、すぐに調査許可が取れる案件だ。

アテリアナ伯爵家マリナだな。直ぐにとりかかるから安心して欲しい。

あとルノアから、左小指に指輪をしてもらった時に、かなり強い重い魔力を感じた。

まだルノアは魔法の勉強は始めていないのだよな?

ルノアから魔力を譲渡されたと思うが…

解呪と、癒しと、護りの力が、強くなっているのが分かる。

先程からルノアの様子を見ているが、魔力酔いも、魔力が減った感覚も、無さそうだ。

今私が一番魔力が多いとされているが、私の感覚でも間違いなくルノアの方が、魔力量が多い。

ラルフ殿の魔力量と、護り。エミリアの解呪や、癒しを受け継いだんだ。

ただ私とラルフ殿は、魔力量が多いから、あまり不快感は感じないが…

魔力の弱い者は畏怖したり、人によっては重圧や、拒否感や、嫌悪感を感じてしまうだろう。

魔力制御を覚えなければ危険だ。私が家庭教師になっても、良いだろうか?」

父は安心した笑顔を見せた。

「やはりそうでしたか。ここ二年は、侍女などに苦慮していたのです。

なかなか定着せず、魔力の強い者をつけても、段々と畏怖するようになってしまって。

家庭教師も政敵か?見極めもしなくてはいけないし、見つからなくて。

よろしくお願いします。ヴァリアード様」


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