40 白ちゃん水ちゃんは防護攻撃獣!?
クロリナラド殿下が「まず五つの付帯の石二つを一つに、元気珠二つも一つの石にする。それぞれを五人分の丸石にするな。五つなら魔石の威力も分散されるだろう。なるべくそのままの魔石のまま加工しようと思う。」魔石を順々に作業を進めた。白銀の光の中で魔石を二つを両手で包み込み一玉に、其々の魔力量を調整しながら五人分の魔石が出来上がった。
「一番大きな器を持った福様には過分な魔力と魔石分を引き受けていただいた。次にヴァリアードとラルフに次の大きさを。白ちゃんと水ちゃんには魔獣よりは強くスタミナが切れない魔力タンクの役割と二人の背中を守れる防護攻撃獣として成長出来る様に余裕を持たせたよ。調整出来る私の魔石三個の間にルノアの魔石を挟んで五個の魔石を並べたデザインにしたけどどうかな?ヴァリアードとラルフには指輪に。福様と白ちゃん水ちゃんには成長調節付きの同じデザインの首飾りにした。竜人の魔力の匂いを魔獣は敏感に感じるから寄ってこないし調整するから守りは今より格段に強くなる。魔獣を狩らなければならない時は調節機能を自分で発動させ使い慣れていってほしい。」其々の体に一瞬取り込まれ見えなくなってすぐに浮かび上がって装着された。
ヴァリアードとラルフは国宝級の魔道具化した指輪と防護攻撃獣に苦笑いだ。俺達にどんな魔獣を倒させるつもりなんだと半信半疑な表情にクロリナラド殿下は笑って言った。
「私の番の魔石をもらうのだからそれなりの働きは譲歩すべきでは?」とにっこりと黒い笑顔だった。
ルノアはお父様と伯父様も少し若くなった気がするが前回よりは少しの変化なら大丈夫だと安心した。
福ちゃんと白ちゃんと水ちゃんもまた一回り大きくなったが魔石をもらったのだから安全が一番だとルノアはうんうんと良かったとにっこりと笑った。




