↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したのでレアアイテム集めたい…えっヒロイン退場してしまいました  作者: 5H


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
354/358

354 三国合同演習開始

午前五時。

空の色が変わった。参加者たちの姿も、先ほどよりはっきりと見えるようになる。

演習場全体には張り詰めた空気が漂っていた。

その中で朝日が顔を出した。最初の光が、演習場の地面を照らす。


それと同時に、ヴァリアードが中央へ移転した。


ヴァリアードが大きく手を上げる。


「これより、旗取り総当たり戦を開始する!

騎士道精神のもと、互いの力を認め、正々堂々と戦うことを誓ってほしい。

勝敗だけを求めるのではなく、己の力を尽くし、それぞれの誇りを胸に、存分に力を示せ!」


ヴァリアードの声が、朝日の差し込む演習場全体へ響き渡った。


…ー…ー…ー…ー…ー…


その頃……。

カーナリアン王国の執務室では、ロバート国王夫妻と重鎮たちが、映像が映し出された演習場を見つめていた。

「我が国は、どこまでやれるかな……」

「皆様また体が大きくなられ……立派なお姿ですね。次世代も安心ですね。陛下」重鎮の一人が声をかけた。

「私も見習わなければならんな。」と自分の大きなお腹を叩いた。


…ー…ー…ー…ー…ー…


竜皇国では、リアム国王夫妻、ルディノール王太子夫妻が、執務室の大型映像を前に座っていた。

「サンセールが出ている。また体が大きくなってるな……」リアムが目を細めた。

「ああ……本当だ。まずは、力を見せてもらおう。楽しみだ。あっ。クロリナラドとルノアだ。特等席じゃないか……」ルディノールが口を尖らせた。


…ー…ー…ー…ー…ー…


リオンブラン王国の執務室では、レオン国王夫妻が椅子に座り、同じ映像を眺めていた。

「さて……みんな、どんな戦い方をするのかな。マリアはどう予想する?」

「厳しい試合になるでしょうね。ルルには知らせたのですか?」

「嫌だったけど……一応本人にも聞いたぞ。

『慣習の通りにしましょう。』って冷静に言われたぞ。婿入りの戦いの結果次第だからな。

ヨーリアンの卒業論文を書いてたぞ。凄いな」

甘々なレオンだった。


三つの国。

それぞれの執務室で、王たちは固唾を呑んで試合の開始を見守っていた。


…ー…ー…ー…ー…ー…


ヴァリアードの声が響く。

「第一試合、マクアリール公爵家一軍と二軍中央へ」


観覧席では、ラルフがゆっくりと立ち上がった。

「定刻通り、夜明けと同時に開始できたな」


その隣でクロリナラドがルノアに話しかけた。

「ああ……皆いい表情だ。良い試合が見れそうだ。

ノアもよく早起きできたね。」


「ラド様。子供扱いしないでくださいませ。

ヨーリアンにいく前に見たかったのです。

マクアリール公爵家の皆も緊張してますね。」


「そうだな……特に二軍は昇給がかかってるしな。

一軍の十人の枠に入る戦いも見応えがあったぞ。楽しみだ。」

ラルフが皆を見つめた。


五組による、戦いが始まった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。