35 愛し子であって聖女ではない?
「戦争についてや前の私の記憶を、今の私が思い出す事はありますか?」
「ルノア。竜神様が記憶を消した。だから思い出さない。何故なら前のルノアが願ったから。
次はただ大好きな人と、役割を果たし静かに幸せに暮らしたいと。
それだけでいいと言ったから。
竜神様がクロリナラドが番とわかったなら、白銀の番の誓いを交わして欲しいと。
月に一度会いに来て欲しいのと。今度こそ幸せにって。注文多くてごめんねと、言ってる。」
「福ちゃんは私が転生者と知っていたの?」
「ルノアはルノア。福に名前をくれて優しくて私のお姉さん。
使役が守護獣になること殆どない。福は神獣とも聖獣とも色々言われる。守護獣は魔力だけじゃならない。
優しいルノア大好きになったからだと聞いた。転生者?竜神様から話を聞いたけどよくわからない。
福は番はすぐ分かる。二人同じ。ルノアと一緒に福も勉強する。
自分で正しいか正しくないかわかるようにする。もっと強くなってルノア守る。」
「私は愛し子であって聖女ではない?」
「ルノアは聖女の仕事も出来る。でも竜神様がして欲しい事はそれではない。聖女は各国にいる。
誠実な対応する国だけ続けて生まれる。段々減るのは悪い人が増えたから。仕方ない。人族、命短い。
色んな人と番う。魔力も少なくなる。戦争するから大事が繋がらない。
誠実に生きるだけなのに…自分で自分の国潰す。
何度も、何度も、同じ事を繰り返す。人族は欲しい物たくさん。欲しい物も大事な命あっての事なのに。
生きてるだけでも幸せ。当たり前じゃない。話を聞いてもなぜ分からないの?が福には分からない。」




