表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したのでレアアイテム集めたい…えっヒロイン退場してしまいました  作者: 5H


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
32/272

32 運命の番の魔力の匂い

「はじめましてルノア嬢。私は竜皇国第二王子クロリナラドだ。小さいのにしっかりとご挨拶出来たね。

えらいね。驚かしてしまったかな?魔力が苦しい?

それとも私が怖いのかな?涙の理由を聞いても大丈夫?」

初めて聞いた優しい声に、ますます感動して涙が止まらなくなってしまった。

ヴァリアードがルノアに近寄ろうとしたが、ラルフが首を横に振って止めた。

「あぁ……申し訳…ございません…ただ…懐かしく…温かい気持ちが…湧いてきて…クロリ…ラド…クロリ…」うまく話せなかった。

優しい笑顔で笑いながら言った。

「言いにくいね。ラドと呼んでおくれ。大丈夫だからね」

「あぁ…本当に…申し訳ございません…恥ずかしい…です。私は、竜人皇族の方を…愛称呼びする…

立場ではございません。

怖くないです。私の魔力…も大丈夫ですか?苦手と…思う方もいると…ヴァリー伯父様に…

教えて貰ったのですが…」ルノアは一生懸命呼吸を繰り返し、肩を上下に動かした。

「あぁ…しっかりと礼儀作法も勉強もしているんだね。大丈夫だよ。凄く優しい魔力だよ。

少し試しても大丈夫かな?私がどれくらいの魔力を解放してもいいか、試さないと分からないから。

福様もよろしいですか?」

「クロリナラド!来るの遅い!ヴァリーが生意気だから立場をしっかりと教えて!ルノア〜大丈夫?

分かるんだね。ルノアの運命の番がクロリナラドだよ。直ぐにわかったでしょ。

会いたかった人に会えたと思えた?ほら泣かないの。クロリナラドも早く抱きしめてあげて。」

「少し待ってください福様。魔力を少し解放しますね。」

「ルノアなら大丈夫だよ全開で早く試して」

殿下の魔力の匂いが部屋一杯に広かった。

あぁミントのような…スッキリとした香りの後ラベンダーのような心地よい眠る時に使っていたアロマのにおいだ。

「スッキリとした…優しいお花の匂いに包まれて…安心いたします。

もうお昼寝をする年齢ではありませんが…でもこの中でお昼寝したい…です。」

蕩けるような笑顔でルノアをそっと抱きしめた。

「大丈夫かい?ルノアと呼んでも?」頭を上下に何度も頷くだけだった。

「あっ、ヴァリーとお父様結界間に合った?」

福ちゃんの軽い言葉に、伯父様とお父様は苦しそうに目を瞑り肩で呼吸をしている。

桁違いな魔力の波動を感じ結界も張ったが保たなかった。

そんな中で抱きしめられて、娘が幸せそうに笑っていて…

あぁ…もう嫁にいってしまうのかと寂しい気持ちと、複雑な感情に、強い魔力にも当てられ苦しく感じた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ