236 フォールとマール3
朝の朝食を食べ終わり、サライがルノアとクロリナラドに話しかけた。
「精霊王様が、タスワンズ湖にピクニックに来てくれないか?と聞いておられます。
フォール様とマール様にオハギをお願いしたいようです。」
「では午後にお邪魔することを、伝えてもらえるかい?」
「畏まりました。ではラルフ様にも許可を取りますね。」
午後からタスワンズ湖に、サラ達とたくさんの食事とお茶菓子を持って、大樹の前に移転した。
大樹の前で精霊王様が立っていらっしゃった。
「おおおぉ…クロリナラド!ルノア!フォールを止めてくれ!タスワンズ湖製作所の前から動かなくなってしまったんだ」
「ええぇ……何をやっているのか…ルノア、すぐに行こう!」二人はサラクと直ぐにフォール様の前に移転した。
「はじめまして…お祖父上。孫の次男クロリナラドです。何をやっているのですか?
窓から覗いたらお勤めの方々が怖がるでしょう?」
「おぉ…クロリナラドか!オハギのいい匂いがして食べたいから見てたんだ。
凄いな、あの機械!どうやって動いているか不思議で…あんな機械無かっただろ?魔道具なのに…
高低差も利用してて、時々清潔に浄化の魔法もかかって…凄すぎる!見てて楽しいし美味しそうで…
オハギくれないかな?」
「お祖母上はどちらに?なぜ側にいないのですか?」
「いや違う!マールはマスを追いかけるのに忙しくて私は泳ぐのが下手だから。陸で待っていろ!と怒ら…言われたんだ。」
「あぁ…水竜は泳ぎを邪魔されるのが一番嫌なことなんですよ。他にも何か言いましたか?
怒りませんから正直に話して下さい。」
「マスばかりで…他の物も食べたい…と…」
「番の為に獲ってきてくれるんでしょ?文句は駄目でしょ!基本ですよ!」
「でも毎食マス、マス、マス!水竜にはご馳走でも私は肉が食べたいし…」
「ではお祖父上も肉を獲ってくればいいんですよ。
お祖母上の為に。なぜしないのですか?
どうしてお祖母上だけが獲りにいかなければならないのですか?
平等なのに…ノア…どうしよう…三日でもう喧嘩してるよ。」




