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転生したのでレアアイテム集めたい…えっヒロイン退場してしまいました  作者: 5H


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234/262

234 フォールとマール 1

マクアリール公爵家の応接室でラルフとクロリナラドとルノアが話し合っていた。

「お義父上。祖父母も療養に来ることになったそうで…本当にご迷惑を…」

「私達もゆっくり家族になっていくんだよ。大丈夫。それよりも凄い有名な御夫婦なんだって?」

「えぇ…前にお話した番が怒って眠ってしまって毎日謝り続けている竜の…」

「ラド様の祖父母様だったのですね。しっかりと誤解がないように事情をお聞きしておきたいです。」

そこからクロリナラドが、実は自分も知らなかった話や、兄上から聞いて驚いたことや、竜神様からの神託の話や、竜皇国内の今の状況なども詳しく話した。

「まさかお祖母上が謝ってるとは知らなくて…王城の裏山は曽祖父母夫妻も眠っているから。

竜神様の領域だと竜皇国民は思っている場所なんだ。

高度の結界が張られているから、王族は皆一度は解読に挑戦するけどね。誰も出来ないんだ。

もしかしたらルノアなら出来るかもな。天才だから。」

ニコニコとルノアの頭を撫でた。

福ちゃんが言った。「竜神様が事後報告でごめんね。って言ってるよ。

サラロがこれから二人につくんだって。

リアムが国王様になるのを見届けて眠りに入ったから何年だろうか?

今の生活に慣れるのも大変だからタスワンズ湖でゆっくり竜の姿で療養させたいみたい。

マールがおばあちゃんで水竜なんだって。

フォールがおじいちゃんでずっと寝てたから、筋力が落ちてるから一ヶ月位は一緒に泳がせてって!

よろしく頼むって。我儘言ったらオハギ無しと言っていいんだって。」フォッフォッと笑った。

「私もお祖父上には会ったことはなくて。お祖母上は社交も入城も禁止されてたからね。

お話したことはないんだ。遠くから竜が謝ってる姿しか見てないから、兄上と、お祖父上がお祖母上に謝ってると思っていたんだ。

父上も母上も一切話さなかったし、こうなんというか…暗黙の聞くな!の感じだったんだ。

だから今回の学園と学院の不正の件から、王城内の不正の卒院資格で退職者がたくさん出たから。

国内の派閥の勢力が変わって、勢いを無くした王弟様が口を出すようになって、本当残念な気持ちだよ。」

「王子様達にはお伝えするのですか?」

「いいや…湖に行くことがないから…今はまだ自分達の事を優先させて欲しいと兄上から言われてる。」

「カーナリアン王国のロバート国王には先程魔鳥便で伝えておいたよ。

竜皇国の先王陛下とはいえ、竜皇国の王族の方が訪問された国など公式にはないから…かなり心配の返信がきたよ。

真面目な性格だからなぁ…胃の薬草茶と新商品のセンベイも多めに送っておいた。

領民には先程大きな竜が療養に来ることは伝えた。

タスワンズ湖製作所に勤めの者達は通行証移転だから、窓から竜が見えても大丈夫だと思う。

前も水竜夫婦がお忍びで泳いでいた事もあるから、こっそり拝みに来る者は毎回いるから…

領民には精霊様と妖精様は見えない者が多いからね。見える竜の存在こそ、竜神の御使いという神聖な象徴なんだと思うよ。」

「竜の姿で外で過ごされてお休みになるのですか?

寒くなって来てますが大丈夫でしょうか?

一度落ち着いた頃、ラド様体調を確認に行きませんか?

必要なら浄化や癒しは筋肉には関係ないので。

魔法をかけても大丈夫だとサライに授業で習いましたから。」

サライがにっこりと笑った。


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