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転生したのでレアアイテム集めたい…えっヒロイン退場してしまいました  作者: 5H


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233/262

233 王弟の不正

竜皇国王様が前国王様の眠る王城の裏山に移転で到着した。

「リアム…久しぶりね。何しにきたの?」

「母上久しぶりです。父上にお話があって来ましたが…母上を一緒に連れて行くことは出来ません。

父上からの命令なので。」

「分かっているわ。私も、もう来ないつもり。

最近体調が良くないから。移転も無理になってきたの。フォールがもう…今日は最後に来たの。

貴方にも会えて良かったわ。

ヤヌスが不正をしているの。私の親戚も何度伝えても変わらなかったわ。

リアムに辛い決断をさせてしまいごめんなさい。

親がしなくていけなかったことを、貴方にさせてしまった。」

「……父上が一緒に入って構わないと言っています。行きましょう。」

「えっ…あぁ…ようやく…会えるのね…ありがとう。」


「マール。会えなかった長い年月、毎日魔力を送ってくれてありがとう。」

「フォール…抱きしめても?」

「あぁ…マール。もうここに居なさい。母親として後悔なくやれたのだな。でもヤヌスは変わらなかった。

諦めもついたな。」

「はい。フォールが正しかった。いたらない番で申し訳ありませんでした。

長い時間の中でどれだけ後悔したか…フォールを退位させ、一人にしてしまいました。

罪を犯したら償うことが当然だったのに…可哀想だと多少の金額ならば返金すればよいなどど安易に決断をしました。

民が働いた大事なお金の納税で、国は民の安全や福祉で返すことが当然だったのに…間違えてしまいました。

あの時、ヤヌスが罪を認め、謝罪し、罪を償い、自分の労働でしっかりと返還させることが、大事なことでした。

やり直しの機会を私がつぶしてしまった。

私の責任は重いです。申し訳ありませんでした。」

「子育てに私は一切関わらなかった。マールにも寂しい思いもさせた。子育ての相談にものらなかった。

対話も会話も足らなかったな…本当にすまなかった。

マール一緒に眠ろう。」

「はい。フォール。リアム長い間本当に心配をかけて駄目な母親でごめんなさい。番と仲良く幸せに過ごしてね。よろしく頼みます。」

「リアム。ヤヌスには自分の罪は自分で償いなさいと伝えてくれ。正しく国を導いてくれてありがとう。安心して眠れるのもリアムのおかげだ。たくさんの負担と心配をかけて不甲斐ない両親で苦労をかけた。竜皇国を正しく導いてくれ。番と仲良くな。」

二人が穏やかな瞳でリアムを見た。


「では私からお二人にはこちらを…竜神様からの神託もお伝えしますから、まずこちらを食べてください。」

「…………」

「…………」

「どうですか?」

「うまいな!これはなんだ?マール知っているか?」

「いいえ…凄い力強さを感じる食べ物だわ。美味しい。」

「竜神様が「まだまだ美味しい物があるが眠ってしまって大丈夫か?後悔はないか?」と聞いてくれと言われました。」

「……まだあるのか?一つでは足らないのだが…マールはどうだ?欲しいなら頼もう。マールに給餌もしてやれなかったからな」

「はい。美味しかったです。私もフォールに食べさせたかったの。」

「では南大陸カーナリアン王国マクアリール公爵家領地にありますタスワンズ湖に移転させますので…湖で竜となりゆっくりと療養してくださいませ。

「まだ天に還るには早いぞ!親より先に逝くのは親不孝者だ!二人でゆっくり考えなさい。」

とのことです。

あちらには竜神様の愛し子様がいらっしゃいます。

私の次男クロリナラドの番です。

そして秘匿となりますが、愛し子様のご実家でもあります。

まだ事情があり公表前ですが…こちらのことはお任せを。

ようやく私も心が楽になりました。長い時間お二人を見ていて辛かった。

ヤヌスはしっかりと罪を償わせますのでご安心を。

ではまた元気な姿で、食事を一緒にしましょう。移転!」


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