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転生したのでレアアイテム集めたい…えっヒロイン退場してしまいました  作者: 5H


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231/264

231 竜皇国三兄弟の成長

竜皇国のルディノールがリオンブラン王国の各社新聞を魔鳥便で預かり読んでいた。

「リオンブラン王国はようやく前国王夫妻の問題を整理できたんだな…誘拐被害者の人数は多いのか?」

「オハギとセンベイの配布を手伝ったサラクからの報告ですと一万人以上が行方不明で戻ってこれた者は三千を少しきる数字だそうです。」

「労働としての誘拐も昔からあったのか?」

「はい。マーカーハザ王国の者が魔道具で誘拐し、奴隷として働かせていました。

帰ってきた者の中で一番長く囚われていた獣人は18年。後は殆ど体調を崩し天に還ったそうです。

危険な現場で働かされて飲食も寝床も劣悪な環境だったと聞きました。

カーナリアン王国の元王妃の周辺は、もふもふとした小さな子供が人気で、小動物系の誘拐が多かったようです。

あと体格のよい尻尾のある美男男性も…

生まれた時からルル姫様が男女問わず異常な人気で…今後も常に狙われるでしょうね。

ルノア様がレオン国王夫妻とご家族にイヤーカフをお渡ししていますので、今後は安全だと思います。」

「サンセールは思い出せそうか?」

「今は厳しいです。クロリナラド殿下、ヴァリアード様、ラルフ様の魔力から我が身を守る結界でニ時間はもつようにはなっていますが…この短期間の成果としては優秀です。

魔力を幼少期からしっかり増やさなかった事がひびいていますね。

今後途中で挫折すれば婿入りの戦いの参加は無理です。予選敗退です。

勝者がルル姫様の伴侶となりますから…

残酷ですがそれも種族の違いと慣例です。

受け入れて勝ち続けていくしか唯一の番にはなれません。

ルル姫様の成人は16歳。あと6年しか時間はありませんから…

竜人のように運命の番!とならないので、強い者としてルル姫様の前に立つことしか方法はないです。」

「そうか。あと6年…見守るしかないのだな…フォル とジュストは?」

「お二人とも真剣に取り組まれております。結界は一日は保てるようになりました。

ヨーリアン帝国の学院入学までしっかりと鍛えれば…フォル様は、途中退学はないです。

ジュスト様も一緒にヨーリアン帝国に留学できます。

あとマナーは三人ともに完璧となりました。

妖精様と精霊様に真摯に三人が謝罪したので、最近は肩に座ってくれたと感動していましたよ。

童心にかえり三兄弟の癒しとなっているようです。

竜人至上主義は完全になくなりました。ロア様とライ様のおかげです。

蛇族のリキ様もかなりの強さでして…三兄弟も魔術を習い隠密の技術も取得にむけ練習してます。

弱いから音を立てずに誘拐されないように身を隠せ!だそうです。

格好悪くていいから状況判断!大事な身体を守れ!と…よろしいのでしょうか?」

「フフッ…変わらないな…私の時と同じだ。大丈夫だ。全てにおいて学びがあるから絶対に無駄はない。

私はリキに僅差で最後噛まれて負けたからな…二日寝込んだ。

二度と蛇族とは戦わないと誓ったぞ。三人はロアとライにはいずれ勝てそうか?」

「………勝てるようにならなくてはいけませんが…

長く虐げられた者の不屈の精神が、民を守りたいという強い気持ちですから…

現状では全く勝てないとお伝えします。」

「分かった。そのままをユキノアにも伝えてやってくれ。

私達がしなくてはいけなかったことを…子育てとは難しい。率直な意見をありがとう。

自分と比べてしまったり…私もクロリナラドと比べて辛かったなぁ…

ユキノアの存在が私を支えてくれたことは確かだ。

クロリナラドに魔力は叶わなくとも、魔力切れを繰り返し、増えていく魔力を安心材料として無心になれた。

サンセールの忘却についてはマリア王妃様の判断が正しい。

獣人の方たちの求める最低限の実力。そしてサンセールもその実力がなければ…番には選ばれず辛い思いをする。

忘却が王妃様が親心だと分かるから。

また何か足りないと思うものがあれば教えてくれ。

あと魔道具門のない二箇所はどんなだ?」

「午後に代表が報告にあがるそうです。その時に全ての資料をお渡しするように今準備してます。」


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