22 魔石と魔道具
お父様が話し出した。「ルノア。卒院記録とかはどうでもいいからね?
学びたいものが学べる環境が整っているから、何が学びたいか?を考えていくことが大事だからね。
ゆっくり考えなさい。
あと魔石作りも、魔力過多という病気の方も、いるからね。
もちろん帝王様やご家族の皆様も、ヴァリー様も、エミリアも、魔力が多くて。魔石を小さい時から作っていたから。
魔力過多の魔石作りは、親族が教える事は許されている。
だけど身寄りのない魔力過多の未成年者が誘拐された事件や、親族による魔石作成の強制事件もあったから。
今は魔力検査を世界中でやって各国の魔術協会が管理してるんだ。
最近は多種他族と婚姻が進んで魔力過多の人も、少なくなってきているそうだよ。
ルノアを守る為にも情報は秘匿して、魔石作成と、魔空間が出来ること、魔法の色が見えること絶対内緒ね。
帝王様のお子様達との交流も、大丈夫だとは思うけど丁寧に接してね。
帝王様のご子息様二人にはお子様がいらっしゃって、ルノアと同じ年頃だよ。
長女様は他国に嫁がれていてお子様は小さかったかな。
帝国に渡る前にまた家系図は一緒に勉強しよう。
宝飾品は、やはり魔石しか持たない人が多いかな。
宝石も希少ではあるが、値段が魔石の方が高いから。誰が作ったどのランクと、明確な魔法証明書付きで売られてるから、安心なんだ。
宝石は魔法の保証証明書が無い。ただそこに護りとかが付帯されれば証明書は発行される。
でも宝石のランクは証明されない。だから段々と魔石重視、ランク重視、となっていったと思う。
市にも魔石が売られていて、詐欺が多いとヴァリー様が話されていたが…
去年より帝国の冒険者ギルドや、商業ギルドで、簡単に魔石鑑定が出来る安い魔道具が大量生産されたんだ。
魔石詐欺は死刑と決まっているから…殆ど無くなったと考えて大丈夫。
厄介なのは宝石で、詐欺被害は減ってないな。
帝国は新しい魔道具や、新発明なども、たくさん発表されるから面白いよ。
ルノアも何か楽しんで作れると良いな。」




