217 三兄弟フォル ジュスト サンセールのやり直し1
マクアリール公爵家の別邸では竜皇国の三兄弟フォル ジュスト サンセールが毎日四時間の睡眠と規則正しい決められた生活をしていた。
サラからは食事の時間は世界の食事の作法や禁忌な話題や食べ物など毎食違う国々の料理が出され学びの時間だった。不味くても顔色を変えるなと精霊魔法で容赦なく正された。その国々の特産品や礼儀作法所作は世界の種族によって違う挨拶など竜皇国は不干渉であってもどう相手から見られているのか?香水についても…こう感じているという匂いを嗅がされた。自分達でも厳しかった。精霊様や妖精様が時々サラの周りに現れ私達を見ると嫌顔をされる。私達の過去の発言をコソコソと聞こえるように言われるのだ。自分の言葉が恥ずかしく…地味に辛かった。サラ達からも一般教養がない愚か者が王族で恥ずかしいからしっかり学んで欲しいとはっきり言われた。
ラルフ殿からはカーナリアン王国の飛び級試験の結果に基づき基礎から学び直している。そして四言語の勉強を追加された。自分達以外の王族全員が東西南北の大陸で違う四言語が話せることを私達は知らなかった。そしてルノア様もルル姫も話せると聞いた。全世界が竜皇国語を話せるのだから学ぶ必要がないのでは?ではない。なぜ学ぶのかは自分自身で答えを出しなさいと言われた。
クロリナラド叔父様からは体術や防衛や警護の邪魔にならない連携や魔術が使えない魔道具をつけ体力筋力作り公爵家を毎朝20周走らされた。そのあとマクアリール公爵家の私設騎士団の通常の訓練に毎朝参加した。その後は公爵領の冒険者や平民警護団との泥臭い戦い方や体を欠損しても生き残らなければならない立場であると厳しく叩きこまれた。誘拐されることがないのが一番だが…誘拐されても自分で解決できる強さと知恵と交渉力を持ちなさいと諭された。さらに毒や呪術についても全てやり直しだった。過去にあった竜皇国の王族や親戚筋の悲惨な誘拐話も聞き恐ろしかった。新しい魔術や精霊魔法が開発されればいつでも今の生活は脅かされる。だからこそいつも学んでいるのだというクロリナラド叔父様を尊敬な気持ちで見た。竜皇国の民を守ることは簡単ではない。警戒の気持ちは常に持って学んでいると言葉が重かった。




