216 竜皇国からの親書
リオンブラン王国に竜皇国王様と王太子ルディノールから親書が届いた。
ジュニアが言った。「国外であれば魔道具も隠密もなんなら警護も頼むと書かれています。でも不干渉を忘れるなと。あと今後はルディノール殿下に連絡を頼むとのことです。ルルが優秀で此方の事は把握済のようです。サラ達がいますもんね。当たり前か…では私が行くとまずいので…ロアとライに行かせてもよろしいですか?竜皇国王様が失礼したのは此方だから定期的に鍛えて欲しいと…魔法契約書まで付いてきてます。」
「なんなら俺が行くか?ラルフにもお礼が言いたいし…マリアと追いかけっこもしたい」
「それが本音ですね…駄目ですよ。母上帰って来てから忙しいんですから体調も良くなって安心しました。父上も魔力安定しましたね。心配しましたよ。」
「あぁ…すまんな。ジュニア…番の腕輪をつける獣人も減ったけど…子供達には絵本で教えてあげた方が良いかもな…やっぱり親が不仲だと子供も知らないまま大人になるだろ?それもな…絵本を信じるか信じないかは本人次第だから子供達には未来があるだろ?今回のことをお前が小さい時に読んでいた絵本のあの優しい絵柄の作家に頼んでみようと思って…俺も戒めな…忘れないようにしたいんだ。マリアが帰ってきてくれたから俺は生きてる。当たり前じゃないんだよな。大事なことは伝えていった方がいい。ジュニアはそんな失敗しないと思うが…会えるといいなぁジュニアも。とにかく絵本は何冊か描いてもらおうと思う。ロアとライには竜人隠密の癖があるから…変わってないなら試してきて欲しいんだよな…隠密は黒蛇のノワールルセポン侯爵家について貰うつもりだけど…ジュニアの方もついて貰ってるから選出は任せて大丈夫か?魔道具も…許可取れるとは思わなかったから書いてみるもんだな…」
「はい。隠密が何人か珍しく行きたいって…あと父上の魔道具を母上に絶対使わないで下さいよ。お願いしますよ。喧嘩になりますからね。言いましたよ。味方になれませんからね!」




