214 タスワンズ湖のドライアド
今日はラド様とサライと福ちゃんとタスワンズ湖にピクニックと精霊王様のイヤーカフを作りにきた。いつもの大きな樹の下で敷物を敷き沢山の料理を並べた。ラド様と給餌しながら昼食を食べた。
福ちゃんに聞いた。「精霊王様も食事するのかな?妖精様も精霊様も甘い物が好きな気がするんだけど…センベイしか食べてない?精霊様?妖精様?もさっきはじめて見た。」
「えっルノアどこで見た?」
「ほらラド様の方角の樹の上に座ってるよ。見える?」
「あぁ…ドライアドだ。」緑色の髪に、楢の葉でできた冠をかぶっているが近くに斧がある。福ちゃんが魔法で捕まえた。
「福ちゃん!優しくしてあげて。何もしてない。お願い。」
「ルノア…ドライアドは少し難しい…分かってる?」
「斧がこわいから閉まってくれる?」
「斧をしまえばこれくれる?」手から離さないセンベイを見せた。
「皆と仲良く暮らしてくれるなら…独り占めは駄目。自分がされて嫌なことは駄目。貴方のセンベイ私が取っても大丈夫?」
「駄目…斧で戦う。」
ラド様がドライアドに視線を向けた。
「あぁ…斧で戦わない。仲良くする。精霊王様が来た。」
「ドライアド久しいな…そうか樹精も逃げてきたか…此処では問題を起こしたら駄目だ。共存できる唯一の場所だ。皆傷ついて此処に来た。お前もだろ?魔木を討伐したのはこの子の血族だ。私が出来ない事を頼める相手が住んでいる。旅人も約束を守る…悪戯も此処では皆しない。森と約束を守るなら此処にいていい。」
「精霊王様は命令すればいいのに…しないのか?わかった。皆の大事な場所。センベイおいしい。約束守らない旅人は?」
「私に知らせて。皆伝えてくる。」サライが前に出た。
「分かった。樹が元気…センベイありがとう。」すうっと消えた。
「福はルノアとクロリナラドが大事。精霊王様。他の大変な精霊様と妖精様頼む。福では難しい。」
「あぁそうだな…福の方が上位なのに…言うこと聞かないからな…サライ大変だがしっかりと躾けていい。よろしく頼む。」




