213 リオンブラン王国の親書
竜皇国のルディノールにリオンブラン王国国王レオンから親書が届いた。
「おぉ真面目な文書書けたんだな。レオン」
「なんて?」ユキノアが聞いた。
「父上にも送ったけど一応俺にもって感じだな…安全確保の為にサンセールに隠密をつける事と魔道具使用許可が欲しいって書いてある…不干渉なのになぁ…よく無視できるな…娘の安全が一番なんだ…理想的な相手だな。竜皇国につけ込む気が更々ない。血筋はいいから貰えるなら貰うけど駄目なら忘れとけ!やっていいなら此方で鍛えるぞ!っていう文面。ルル姫が優秀なんだな…報告通り…あぁ面白そうだ。こちらの隠密や魔道具の実力も知りたいんだな…お互い様か…なめるなよレオン。もう把握済だ。でもしっかりと許可取るのはさすがジュニアだな…」
「サンセールでは不足ですよ…此方はお願いするばかりになりますね。でもマリア様の魔法が素晴らしいですね。ちゃんと怒っていても冷静にサンセール次第で忘却が解けるとは…番の大事さは忘れてはいない優秀な方なのですね。安心してサンセールをお任せできそうです。ルーノは大丈夫?」
「あぁ獣人の血が入ると国内がまた荒れそうだが…婿入りなら安全対策が必要だな…獣人の中でも野心家はいるだろうし…竜皇国を離れてサンセールが周りに崇められ勘違いして踊らされなければいいがな…秩序は守らなければ足元から崩れる。サンセール次第だ。すまないな…ユキノア二度目はないんだ。竜神様の愛し子様を侮るなど…」
「同じ気持ちです。竜神様に誓いました。私達は650年の責任を果たすのみです。後継者は必ず自ら気が付き覚悟し行動出来る者でなければ竜皇国を守ることはできません。幸いなことにまだ時間がありますが…三兄弟が許されたことではないです。大事なのはこれからです」
ルディノールがイヤーカフでリアムに話しかけた。
「父上。レオンの親書どうします?なんて返事します?」
「あぁ…不干渉って文字知らんな奴は…面白そうだ。此方に取り入るつもりも全くないな。娘命だな兄弟も理想的な相手だ…他国のレベルも知りたいし…国外だけ許可だな…三兄弟の魔道具が面白そうだ。一応不干渉は忘れるなとは書いとくよ。今後はルディノールに任せて大丈夫か?」
「はい。では此方も同じ内容で返信します。」




