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叔父様が念話で話し始めた。「ルノアの婚約は第二のサリドも第三のライドも断れたんだな。ラルフも宰相体調不安でやめると噂になってるが実際はどうなんだ?」
「あぁハーマイルが宰相を引き受けると言ってくれたから二年後にルノアの留学と一緒にヨーリアン帝国に行くつもりだ。とにかく留学と移住は話さない。領地に体調不良で戻ると言うから話をあわせてくれ。王がヴァリーの支払いでキツキツになっても自分達の贅沢をやめないんだよ。見切りをつけた。国替え予定は今の所考えにないよ。ヴァリーはどうする?」
「ほいじゃ俺も暫く帝国に世話になるよ二年後に整えてもらうか。話をしていいのか?でもラルフはルノア優先だろ。宰相はしないよな。魔術師団挑戦したらどうだ?お前の夢だったろ?」
「いや暫くルノアとゆっくり自由な生活を楽しむつもりだ。冒険者をしてもいいし、魔石を売れば生活はこまらないからな。」
「でもルノアはどうする?第三のライドがあきらめてないだろ。実際ルノアなら王妃もできるだろ?ライドなら王の器だぞ。いいヤツだし腹黒いけど魔力も多いしな」
「まだまだ勉強不足なので王妃も社交界に生きたいと思いません。ライド殿下が優秀でも結婚に幸せを見出だせる年齢ではありません。10歳ですから。ただお母様と最後に見たマクアリール領のタスワンズ湖だけは守りたいです。あと叔父様とお父様が幸せそうな所を近くで見ていたいです。お母様が見たかった世界を見て勉強がしたいです。ところでこれまわりには盗聴されないんですか?」
「俺等と魔力が同等な奴しか聞けんし今はラルフが結界張ってる。同等は帝王と息子達位だよ。あとルノアより上は竜人皇族だと思うけど長生きだし、運命の番が巡り合わなくて人数を減らしてる。この国では念話でいけるけど帝国は注意した方がいいだろうな。ルノアはラルフに結界習いな。念話する時に結界もいつもする習慣をつけた方がいい。俺より結界うまいから。魔石に関しては多分慣れればルノアが一番だな。たくさん作ってたくさん売って。世界も助かるから。売り方は竜人のクローを紹介したいがラルフはどう考えてた?お前の所の商会だと量が増えると調べられるだろ。どうするつもりだ?」
「クロー?竜皇国第二王子のクロリナラド殿下のことか?もう何年も公の姿を見せてないって聞いてるけど頼めるような御方なのか?竜人皇族だろ?」
「付き合いが面倒で逃げてるけど元気で昨日も会ったぞ。世界魔法会議は必ず出てるし公には参加者の発表を差し控えてんだよ。でも竜人皇族なら絶対探れない天空都市だろ。竜人皇族も減ってるから魔石作りも地味に面倒だから魔石頼まれた所なんだ。頼むならクローに頼むぞ。とにかくルノアがどれくらい作れるかが先だな。この後から教えてもいいんだな?あっ!大事なこと言い忘れてた。ルノアもこれから俺等と同じように魔石の資産持ちになってくからな。魔空間に入れて銀行ギルドはこの間の報奨金だけな。王にはエミリアからの遺産を渡すで話をしてあるから大丈夫。魔力見える事も魔力多い事もばれてないからな。王族達も俺等がお金持ちなのは知ってるからライドとサリドは寄ってくるから。魅了の報奨金額はあの半分だからな。後の半分はエミリアから預かってた遺産だからラルフとルノアで半分にした。遅くなってラルフもルノアもすまなかった。ようやく渡せて安心できた。それと話せる関係にも戻れて本当ありがとな。ラルフとルノアのおかげだ。誠実に真面目に生きるよ。怒られないように。エミリアの分もな。」




