177 タスワンズ湖オハギ製作所
マクアリール公爵家で夕食をヴァリー叔父様とお父様と三人で食べていた。
ラルフがオハギの魔道具が出来たことと製作所をタスワンズ湖にと言われたことをヴァリーとルノアにも伝えた。
「ルノア。ナインから精霊王様に相談してどの辺りに製作所を作って良いか聞いてと言われたんだ。あと精霊様妖精様達にも十日にオハギを置きたいんだが何処に置いたら良いかも確認してほしいんだ。そう桃についても…マクアリール公爵領であれば何処でも育つとはナインは言ったが…魔木の近くでは福ちゃんは駄目と言っていたし…モチゴメ区域も真っ黒豆区域も減らせないしね。今までも魔木の出荷もしていたけど魔木職人や冒険者達が魔木が広がり過ぎて民家に迫って来てしまって何処まで倒して出荷して良いのかを再度確認してほしいと要望書が出ているんだ。」
「なるほど…福ちゃんどうしたらよいかな?」
「確かに福も線引きまではわからないなぁ…サラ達に森案内をお願いできる?」
ヴァリアードが言った。
「ルノアは竜皇国に三日間お泊まりでしょ?製作所は一日で建てられるから…公爵領の民達も雇うんだよな?そうするとまた遠すぎるのも危険だしサラさんどう思う?」
「そうですね…精霊王様に今お聞きしたら魔木が自然の力が強すぎて暴走してるそうです。以前の地まで戻した後に桃は精霊王様も好きだから沢山植えて欲しいそうです。ただ自然力が強いので普通の桃の十倍は離して植えた方が良いそうです。大木になるから地上から見える範囲を公爵家分 見えない所を妖精様精霊様分としてほしいそうです。成長魔法は使わなくてもすぐに育つから大丈夫だと伝えてほしいと仰られております。」
「分かりました。明日冒険ギルドに討伐依頼をかけます。」ラルフが答えた。
「製作所は反対側の領民の住居近くに魔木が今迫っている側を前の位置まで戻せばどうだろうか?と仰られています。」
「そうですね…じゅうぶんな広さになります。モチゴメや真っ黒豆を植えても大丈夫か聞いてもらえますか?」
「大丈夫だそうです。桃のお茶菓子も考えて欲しいそうです。十日のオハギの日は製作所が出来上がったららその近くでありがとうと伝えてと仰られております。」
「分かりました。ではヴァリーにお願いしてもいいかな?ナインの魔道具もかなり大きいみたいだから大きさを確認してから魔木で製作所を作ってもらえるかい?」
「あぁ…竜皇国と同じ感じで良いんだよな?清潔清浄安全が大事だとエミリアに口うるさく言われてたから…うん楽しみだな。」
「タスワンズ湖の水も今まで通り使って排水を浄化して戻してもらえば良いそうです。精霊と妖精達にも近づかないように言っておくから来週中までに終わらせて欲しいと仰られております。」
ラルフが答えた。「畏まりました。ではすみませんがサラ達で相談して冒険者と魔木職人達の案内をお願いしますね」




