171 リオンブラン王国内の不正
リオンブラン王国の執務室でヴァリアードが王城内の映像をレオンと三兄弟に見せていた。
「はい。これ時計も一緒に写しているから…この二人ね。偽造とか偽物とか言われても駄目だから…あと王城の入城時間と記録ね。揃えば大丈夫でしょ。」
「だから時間も書くように変更したんですね…父上」ロアが言った。
映像の中には元王妃の実家の公爵家当主と親戚筋の侯爵家当主が談合疑惑記事をお互いに出さない約束していたのになぜ出した?と静かになじり合っていた。
代表が知らない所で現場の記者が売上期待で判断し掲載した事を伝えお互いに今後は無いと約束し収めた。今まで通りこれからも金額を決めて独占していこうと話をしていた。今度の王城近くの橋と長距離街道の補修工事代金の数字をお互いに話しながら決めてその場を離れた所まで映像は残っていた。
レオンが言った。「恐ろしい程の鮮明の映像と音声だな…相変わらず凄いなヴァリアード。我が国の防衛相しない?」
「あぁ…誘ってくれてありがとな。ただもう俺とラルフは決めているんだ。ルノアのことがあるから…」
サラさんが集めた証拠書類と王城内の金額改竄や横領や経費の水増し請求など元側妃達の実家の者や王位継承権を放棄したレオンの義兄弟達も全員が不正行為をしていた。映像や証拠書類をまとめたものを束で見せた。
ヴァリアードが聞いた。「本当は直ぐに逮捕と聞いていたけど確実な方法に変更したのか?」
ライが言った。「はい。人数が想定を超えてしまったんです。罪人を引き受けてくださるデューヌ白銀国王レイヤ様から逃走防止の魔道具だけは全員着けて欲しいとの要請で魔道具が足りなくなってしまいました。今週中には準備が整います。準備できたその日に多数逮捕で国王様が国の緊急事態を発表します。新しい各部署の人事と権限を明確にして国王が指名決定出来るのでそこで発表。その後、混乱の中で逃走する者を追って最後までたどり着く予定だったんですが…もう最後まで証拠が揃ってたどり着いているので全員逮捕になります。サラさんもヴァリアード様も本当にありがとうございました。」




