172 カーナリアン王国四人で食事
カーナリアン王国国王ロバートは執務室で書類を眺めため息をついた。
精霊王様の怒りに触れた国は何ヶ国はあったが規模で言うならば東大陸マーカーハザ王国の次の規模であり国交交渉や輸出入の交渉の場でも苦戦していた。三男のナイドが外相として対応に当たっているが残念ながらいい結果にならないことが多かった。ハルド王太子とマラド宰相とナイド外相が執務室に入室の許可のノックを叩いた。
「食事を取りましょう。四人で。しっかり食べて四時間は眠りましょう。今が最底辺です。父上少し今の時間は家族の時間として休みましょう。」
「そうだな…色々と問題が多すぎて…疲れてるな全員…お前達も顔色が悪いな…食事をしようか」
「私達も四人で食事することは前は少なかったですよね?お互いに忙しくて…部署も違うから話せない内容もあるし…今忙しいけど何とかなりそうな気持ちが強いです。皆はどう?」ハルドが聞いた。
ロバートが答えた。「確かにそうだな…前国王の宰相の時の疲れではないな…お前達もいるし頼もしいよ。ありがとうな。」
マラドが聞いた「レオン国王の番様がマクアリール公爵家で療養している事を聞いたが…シルバーライオンが一人の番を大事にする話は有名だっただけに衝撃を受けたよ。皆腕輪の確認はしたかい?薄くなってないかい?大丈夫?私は友人が不幸の番婚をしていて…実は知っていたんだけど…」
ナイドが答えた「あぁ…三人すぐに確認して大丈夫だったよ。私はすぐに魔鳥便も送って忙しい中すまないが番が来てくれるそうだから一緒に時間を過ごすよ。二週間は過ぎない約束だからね。よろしく頼みます。」
「私の番も腕輪の契約が薄くなることは知らなかったから…やはり不仲の者には伝えてあげた方がいいかもしれないがお節介なのかな…父上はどう思いますか?」
「あぁ…子供の絵本などにして伝えた方がいいかもしれないな。後は其々の考えだろうし…夫婦の破綻は天に還ることだから子供達には不幸だろ?不仲の夫婦見て育つとまた同じ不幸が連鎖になりそうだ。子供でも正しく知り自分で選択出来たら…知識は必要だな。また忙しい時間が過ぎたらやっていこうか?あっまた仕事の話だな…」笑いながら食事の準備が整い四人で他愛もない話をしながら食事をした。




