169 ルノアと福ちゃんが揃うと
勉強時間を終えたルノアが福ちゃんと一緒に入室の許可のノックをした。
「あぁ…ムナ…可愛い。もこもこなのですね…サライから聞きました。滞在中よろしくお願いします。すみません。獣人の方に何が失礼か今日から勉強中でして…サラ達の会話も聞こえてらっしゃったとは…申し訳ございませんでした。王妃様もルルもムナも可愛いので皆触りたくなるのです。それも失礼なんですよね。本当にごめんなさい。」
「はい。番がいたり恋人がいると誰に触られても匂いがお互いにわかるので…子供でも親や兄弟が駄目な場合もありますね。特に四足の方は…聴覚、嗅覚が防音、結界は必須です。でも直ぐに対応していただけて…浄化も清浄も細やかに本当にありがとうございます。容姿的にはルルならふわふわも子供には大丈夫ですが…獣人的には毎日丁寧にブラッシングをして当たり前の状態ですので…もう私もムナも成人しているので子供のように可愛いと言わるとなんとも恥ずかしい感じです。あと尻尾を見たり触りたいは大人の積極的な方と…間違われやすいので気をつけないといけないことです。翼を持つ種族の方は同性同士でしたら褒め称え合うことはありますから友好的とはなりますね。見慣れないので仕方ないとは獣人も理解しています。勉強してくださりありがとうございます。匂いも敏感と理解していただけて…香水もラルフ様もやめていただいてるのをわかりますので本当に心遣いありがとうございます。」
「私は福ちゃんにいつも埋まっているので…私は福ちゃんの匂いだらけ?という感じなのてしょうか?」
「あぁ…詳しい説明はクロリナラド殿下からはまだですか?実は福様は神気を感じますので福様の匂いというよりは竜神様が近くにいらっしゃるような…頭を垂れたい気持ちが強いです。でも福様がしないでねと言ってくださり…クロリナラド殿下の竜気が凄いので…獣人の異性は怖くて近寄れないですねきっと…私達はルノア様の近くにいると福様とはまた違った守られている感じがして魔力も竜気も神気も強く感じております。福様とお二人ですと…この部屋が常に神聖な浄化された空気で呼吸が凄くしやすいです。不快感が全くないです。」
「あぁ良かったてす。今は父に習って結界を勉強中です。」
ルルが言った。「もう学園を卒園されたとお聞きしましたが…もう学院に?」
「王妃様敬語をやめても?」にっこりと頷かれた。
「私達からは敬語をやめることはできませんから…ありがとうございます。」
「お父様が宰相を降りたから心配して…ヨーリアン帝国に学院入学予定なの。」
「あぁそうかぁ…勢力が変わる…誘拐の件もあったし勉強範囲は一応終わってるの…心機一転したい気持ちもあるけど…」




