165 ユーリス公爵家ハマシス侯爵家の終わり
ユーリス公爵家はいつも通り朝から優雅な朝食を家族で食べながら竜神教会の集まりに参加予定で準備していた。
だがそこに慌ただしく執事が部屋に飛び込んできた。「ハマシス侯爵様から急ぎの魔鳥便がきました。十年前の税制改定からの悪質な脱税をしているとユーリス公爵家とハマシス侯爵家を大手新聞社が報じているそうです。どうされますか?公爵様。侯爵様がお返事を魔鳥便が待っております。あと奥様と侯爵夫人が獣人コレクターとして違法な誘拐疑惑も伝えられております。不味いです。公爵様…」
「何を言ってるんだ?獣人コレクター?なんだそれは?私は知らんぞ。何をしているんだお前達は…まさか離れを改装したのが何かを住まわせているのか?」
「お食事中すみませんがそのまま動かず話されませんように…あっ魔術使いましたね。公務執行妨害です。次男現行犯で逮捕してください。長男様あぁ…駄目ですよ。私には魔術は効きませんよ。はい長男も現行犯ね。離れも捜索中です。娘さんね。あぁ獣人の匂いが凄いですね奥様も…公爵様は全く知らなかったわけですね。四人…あぁ執事と其処の侍女三人ね。確保してください。これが捜索令状で国王様の国印がある事を確認してください。私は魔術相代表のノアールです。はじめまして。弁護士ギルドの者も来ておりますので依頼されるのでしたらどうぞ。全員に首輪装着!それでは捜索はじめ!」
「はじめまして税務監査相代表のブランです。よろしくお願いします。公爵様。残念なのですが脱税の容疑で逮捕状がでております。金額が大きくて悪質と判断されました。侯爵家も同じ状態ですから魔鳥便…あっノアールお願いします。はい今魔鳥便も証拠として確保いたしましたので証言は全てこちらの弁護士ギルドの方です。全て記録されてますからね気を付けてくださいね。では執事様公爵様立ち会いのもと帳簿を見せてくださいね。案内お願いします。お二人とも魔道具付けます。」
「……皆やってることだろ…」
「いやいやあなた主導ですからね…書類は嘘つきませんから…あぁすみませんが時間はありますからゆっくりお話聞かせてください。」カチャリと二人の首に魔道具がついた。
同じ頃ハマシス侯爵家も同じ状態だった。




