164 カーナリアン王国公式発表
カーナリアン王国の国王が変わってはじめての公式発表があった。
即位宣言を正しく理解していないものがいるとしてタスワンズ湖について間違った記事が出回ったことを危惧し正しい記事を報じるようにと指示を出したことを伝え異例の即位宣言を公示した。
国民の休日として新しく来年度より「自然と精霊様と竜神様に感謝する日」を教会主催で祭を三日間行うとロバート国王から発表があった。
翌日が毎月行われる竜神教会のお祈りの日だった為
「精霊王様の怒りに触れた日」という題名で魔塔の塔や民家や橋が濁流にのまれ跡形も無くタスワンズ湖の湖畔に沈んでいく特殊魔法の映像がカーナリアン王国の全ての教会で公開された。
今後毎年精霊王様に許され雨があがった日を映像の鑑賞が行われることとなった。その後国王様から発表があったように自然と精霊様と竜神様に感謝する祭を三日間行うと伝えた。
その日の民間紙や大衆紙が一斉に此度の精霊王様の神託でタスワンズ湖が精霊様達の聖地となり竜神様が認めた精霊様の領域であること。そして自然や精霊様を大事にしなければこの国も映像のようにタスワンズ湖に沈むだろうと正確に伝えた。精霊王様の怒りに触れれば魔術魔法など到底対応出来ない。二度目はもうないのだと正しく理解し語り継がなければならないと結んだ。
翌日からユーリス公爵家とハマシス侯爵家が十年前の税制改定からの悪質な脱税が行われていると大手新聞社が一斉に伝えた。遡り計算すると二家が一番多く法律を理解し他の貴族達にも伝え民の支払ったお金は遊興費に使われていると二家の装飾品などの高額な領収書などが証拠として掲載された。国王も問題を把握して抜け道のない正しい税制改革に着手し見直しの法案を議会に提出したと報じた。大衆紙の新聞社の中に公爵夫人と侯爵夫人が中心となり獣人コレクターとして違法な誘拐を繰り返しているのでは?と疑惑を伝えた。




