151 番の食事量
翌朝になりクロリナラドと隣の部屋で眠ったルノアはすっきりと目覚めた。やはり番がそばにいるだけで魔力が安定することを実感し朝からラド様とゆっくり給餌をしながら沢山の食事を取った。前と比べると十倍くらいだ。
「ラド様。このくらい食べれば大丈夫ですか?もう少し食べれるのですが流石に食べることに疲れてきました。」
クロリナラドも苦笑いだ。「たしかに魔力をあげなくても大丈夫だが…私としては毎日少しあげてノアからも少し貰うことも給餌と考えていたのかもしれないな…こうお互いに元気に食べた証という感じで確認してるようで楽しかった。」
「そうですね…たしかに…では疲れない程度の食事で…勿論魔力を使った後は頑張って食べますが…ラド様も魔法をかなり使っているんだと…探索魔法なんですね。なんとなく分かりました。繋がっているとはこういうことなのですね。」
「これから学ぶことになるから…少し感覚が掴みやすくなるといいんだか…習得は私は難しかったな。」
「そうでしたか…焦らずに頑張りますね。あと今朝自分の魔力石を三個作りました。予備として魔空間に入れといてもらえないでしょうか?私もラド様の腕輪に再度魔力を充填していただいて魔空間に入れておきたいと思います。これから毎日寝る前に魔石を作ればあとは眠るだけですし、いざという時のタンクの役割が出来てお互いに安心かと考えました。福ちゃんに心配をかけてしまいましたので反省も含めてです。福ちゃんごめんなさい。」
「うん。ルノア大丈夫。気持ちはよくわかったから。ちゃんと考えてくれてありがとう」
「うん。そうだね。ここで大規模なスタンビートが起きたら…魔石が足りないね。たしかに…毎日コツコツとお互いの備えとスタンビートの備えと竜神様に預ける分を余裕を持って作っていこうと私も考えを改めた。賛成だ。ではまずお互いに充填が先だな。預かるな魔石も。ありがとうノア。魔石が温かい気持ちでいっぱいだ。」
サラクから夜遅くにサライも戻りお父様とヴァリー叔父様とレオン国王様と話し合いがありロバート国王にも報告が済んだと聞いた。
そして助けた獣人王女様が同い年で王妃様と一緒に療養滞在することになったと聞いてルノアは喜んだ。
そしてヴァリー叔父様からユキライアナ侯爵家の魔導中期と後期と完了期と応用までを預かった。こちらも無理せずにイメージを大事に進めていこうと決めた。あともう一つルノアは決めたことがあった。公爵家は三階建てだがその中の廊下と階段を毎日歩くことを決めた。体力筋力が全くなかったからだ。
武器を持つにしろ持たないにしろナインの言葉が忘れられなかった。




