147 東大陸リオンブラン王国国王レオン
ラド様と話し終わったあとすぐにレオンは立ち上がり頭を下げた。
「申し訳ありませんでした。娘を助けていただきありがとうございました。東大陸リオンブラン王国国王レオンです。この度は部屋のノックもせず確認もせず娘をすぐに抱きしめようとしたことは私が愚かでした。自らの危険よりも我が娘の命を優先し助けていただいて感謝いたします。傲慢になっていたと反省いたしました。お許しください。」
「はい。乾燥 清浄 癒し 解毒 言霊呪術毒返し 心身体結界 魔術強化」
クロリナラドもラルフもヴァリアードもレオンもビックリ顔だ。
「身近な方に毒と呪術返しました。正常な判断が出来ていませんでしたが…よく耐えられましたね。強い精神力と身体能力は努力の結果なのですね。私も失礼いたしました。謝罪はいたしません。今はこの子を守る責任は私にありますから。どうぞこの椅子にお座りになって下さい。あと消化のよい食事の準備をここにお願いします。あとこの子の隣にベッドを置いてあげて下さい。一緒に眠って下さい。この子の隣で眠ることはまだ危険ですから隣のベッドから見ながらゆっくりお休み下さい。」
ヴァリアードが聞いた。「レオンの周りを調べた方がいいのか?ルノア」
「はい。出なければ誘拐は出来ないでしょうね…全て術返ししましたのでヴァリー叔父様お手伝いしてあげて下さい。ラド様も私も少し魔力を使いすぎでしまいましたね。福ちゃんきてくださいませ。すみませんが少し眠くなりました。後はお任せしても大丈夫ですか?」
「あぁ…福ちゃんクロー ルノアを頼む。すまんな連絡は此方でするからゆっくり休んでくれ」ラルフが言った。
「ルノア…福ちゃんは心配。こんなに魔力を使うなんて…クロリナラドも駄目だ。二人で守らないと…安全について考えて!」
「本当に申し訳ない。福様。反省するし気を付けます。」
福ちゃんがルノアとクロリナラドを隣同士の部屋に其々移転させた。




