142 ノームのおすすめ品
ソワソワとこちらを見ている妖精達はシャツを着て革製のエプロンをつけている。「俺と目があってる。話しかけても大丈夫かな?緊張するな。でもお礼を言いたい。」全部聞こえてますが…と笑顔のルノアだ。
「こんにちは。愛し子。湖ありがとう。すごく綺麗になって昔の姿に戻った。新しい妖精も沢山きて住みはじめた。」
「空気も美味しい。皆優しいから。自然もたくさん。湖ありがとう愛し子。何か欲しいものある?」
「何かおすすめを教えて下さい。お父様に聞かないと買えないけど…皆と仲良く相談してください」また沢山の妖精様が円陣し内緒話をしてるけど大きい声にほのぼのとした。
「愛し子決まった。この種だ。実はこれは精霊世界の種なんだけど前はここにも沢山生えてたんだ…無くなってしまった。皆の大好きなものなんだけどまた愛し子の土地で増やして貰えないかな?」
ルノアが福ちゃんを呼んだ。
「ただいま。ルノア。クロリナラドからこれ渡された。クロリナラドの魔石の腕輪だって魔力足りなくて眠いでしょって」
「はい。少し眠くなってきてました。ありがとう。あぁ腕輪…すごく体が楽になりました。福ちゃんこれって家の領で育てても大丈夫なもの?前にあったけど今ないみたい。精霊王様に聞いて貰った方が安心だから…」
「あぁルノア。桃だよ竜皇国の桃とはまた種類が違うんだけど黄桃だよ。大丈夫。あぁノーム。久しぶりだ。そうかぁ桃皆食べたいんだね。種何個ある?魔木の近くだと食べられちゃうから…こちら側でないと育てられないんだよ」
「お父様どうですか?精霊界の黄桃だそうです。領で育てて見ますか?妖精様の大好物みたいです。」
「あぁ人間も少し貰っても大丈夫なのかな?」
「俺達は体が小さいから沢山は食べられない。高い所を妖精にくれるなら大丈夫。愛し子の力で成長早めて欲しい。早く食べたい!」
「お父様とにかく場所ですね。耕して種を埋めるまでの準備があります。成長を早めるのはまだ習っていないので…私ではまだ無理です。ごめんなさい。」
「そうかぁ…残念だけど残念だけど…」
「愛し子頑張って覚えてお願い…いつならできる?」
「まだ約束できないです。他には何かありますか?」
「愛し子魔空間出来るけどマジックバッグ使った方がいい。このルノアの花の模様が可愛いかばんどうだろうか?」奥からルノアの花の刺繍の可愛いポシェットが出てきた。
「あぁ可愛い。お父様どうですか?」
「うん。いいね。では冒険者セット一式揃えて貰おうかな…薬草を取りに一泊で強くて長く使える物を私とルノアに揃えてもらえるかな?」




