137 魔道具通り
大通りのすぐ横にある小道を入った。この通りは魔道具通りと言われているとお父様が説明してくれた。一人で行くことは無いとは思うが迷ったら大通りに戻りなさいと言われた。
サライが言った。「ラルフ様。ドレスの直しの依頼を忘れていましたので私は別行動でも大丈夫でしょうか?」
「あぁ大丈夫だ。そのまま先に帰るかい?」
「はい。レース編みの件も他のサラと打ち合わせをしたいので申し訳ありませんがそのまま先に戻ります。」
サライが移転して行った。
ドアの上にナインと金色の文字が書かれている前に着くとお父様が扉をあけた。
店内はポーションが横棚にびっしりと埋まっていて天井からは薬草が所狭しと吊り下げられていた。その隣にはマジックバックの実用的な鞄や可愛らしいポーチ 冒険者の背負う形の物やアイテムや剣を収納する其々の鞄も沢山のサイズが見やすい位置に並べられていた。その隣に明かりを灯すランタンが大小並んだ。反対側には武器のエリアか剣や盾が様々の大きさの物が並んでいた。店主の前のケースには ステータス上昇や状態異常を防ぐ指輪やネックレスや耳飾りや腕輪が所狭しに並んでいた。ルノアはドワーフ様だと尊敬な目を輝かせて感動していた。学園の教科書には地下に住み、鉱石や金属を加工する職人として紹介さていた。自分の仕事に強い誇りを持つため自分が信用出来る相手としか仕事をせず妥協を許さない性格だと書かれていた。金属ならば魔道具や機械や武器の魔剣や魔盾など幅広く修理が出来る技術者だ。採掘から製造までを一貫して行うことも出来るため工房の名前の刻印の色で選別されていた。金色は最高位のお店だ。
「おや珍しい。ラルフ久しぶりだ。」
「ナインが酒も飲んでいないなんて明日は嵐だ。」
二人は笑い合い会話をしている。
「愛し子だな。おぉこれ程の守り…竜人の番か…まだ秘密か。おや何だその耳のやつは見たことがない!ラルフもよくこの愛し子の隣に立てるな。お前の指輪も凄いな…また竜人か…面倒くさいことに…大変だな…お前も頑張れよ。」分からない同情にラルフも苦笑した。
「はじめまして。ルノアです。ルノアとお呼び下さいませ。最高位のドワーフ様よろしくお願いいたします。」挨拶をした。
「しっかり者だな。ナインと呼べ。様もいらんぞ。愛し子のおかげで湖もおさまった。本当にありがとう。妖精達がうるさくてな…朝から皆が落ち着かないんだ。酒も隠されたし…ちゃんと挨拶したんだから酒も返してくれ。高い酒なんだから」ナインが言った。




