131 ルノアの勉強したいこと
「精霊王様に見つかったら…竜神様とお二人にもお願いできないですか?絶対に暫く大変になりそうだ…」フィスが言った。
「フィー駄目だよそんな言い方したら失礼だよ。言われたらでいいんじゃないかな?お聞きしないとねっ?」エリが宥めた。
「はい。分かりました。また来週には竜神様とお会いする予定ですのでお聞きしますね。お二人が使ってみてまた変更があれば上書きもできますから言ってください。あとヨーリアン帝国の学院に留学予定なのですが…必要な本や読んでおいた方が良い本などおすすめを選んでいただけますか?かなり進みが早いと聞いていますので予習をしておきたいです。父の教科書も綺麗に残っており改訂ないとのことなのでそのまま使うつもりです。」
「学園は満点卒園なんだよな…そうか…何を学びたいか聞いてもいいかい?」
「正直にお答えしても大丈夫ですか?まず自分を守る武道と魔術は絶対です。あとイヤーカフでサラ達が意思疎通が出来る魔鳥便の様な音声交換が出来る魔道具が作りたいです。あと錬金術がやはり好きでして…ただ学園長先生から失われつつあるから他国から誘拐の心配があると言われて…安全な仕事となるように魔力のない人でも身近な魔道具で広めたいです。マクアリール公爵領の教会にいる子供達に仕事として成り立っていってほしいのが理想です。前にお父様から魔石鑑定が出来る安い魔道具が大量生産されたと聞いて…そんなふうに錬金術のお手伝いが出来る魔道具を作りたいです。でもまだ魔道具の基礎回路しか習っていないので…どう進めていくのがいいか分からないので少し心配です。」
「そうか…今やりたいことが分かっていることが凄いからね。卒院資格だけが欲しいわけではなくて学生としてしっかり学びたいが正しいのかな?」
「あぁそうですね…今後の竜神様のお仕事を手伝う上で知っておかなければいけないことも沢山あると思います。魔獣やスタンビートのこともそうですし…あと世界史や地域史など国や地域が違えば文化も宗教もちがいますから…判断材料は学んで知識としてあった方がより正しく手伝いが出来ると思います。自分の不安が払拭されるように備えておきたいのだと思います。」




