129 新しいデザインのドレス
「では私とはこの色でリボンやタイでお揃いにして。この少し柔らかいイメージのハイネックのスレンダーラインで。
上半身にレースの透け感を少しだけ入れようか?
うん可愛いな。プリンセスラインはもう見飽きてきたから…皆同じもつまらん。ルノアには下の膨らみが少ない方が背も伸びてきたし合うと思うんだけどどうかな?」
「そうですね。たしかに可愛らしいデザインよりこちらの方がすっきり見えて好きです。
レースはルノアの花柄で編んでほしいです。
お父様の裏地でも良いので少し入れて欲しいです。」
「あぁ少し見える所に入れようかな…いいな。そうしよう。
袖先と襟元に銀糸と薄い紫と薄い水色で刺繍を入れてもらおうかな?」
「はい。畏まりました。すっきりな形ですが刺繍が豪華に入るとまた違いますね。
裏地にレース?はじめてなので斬新かも…同じように他の男性の方におすすめしても大丈夫ですか?」
「あぁいいよ。またレース編みも仕事として教会の子達に技術者として育ててもらえると嬉しいな。
出来たら年内まで自粛だから…その年明けの貴族会議に合わせた王城での夜会が多分社交界の自粛あけとなるだろう。
私も元気になったとして一緒に着て出よう。楽しみだ。年内までの納期で大丈夫だろうか?」
「大丈夫です。いつもありがとうございます。」
お母様といつも通った魔道具屋と本屋さんもその通り沿いにあり歩いて向かった。
街中でと領民と会えば
「ご卒園おめでとうございます。オハギありがとうございました」と声をかけられた。




