125 正しい記事とは?
カーナリアン王国の大衆紙、民間紙は自然崩壊が止まった後は、容姿端麗で頭脳明晰な三兄弟の唯一婚約者のいない人気の第二王子マラド殿下の婚約に関心は移っていった。
新聞には同じ内容が並び自然崩壊でタスワンズ湖を所有していただけで国土の三分の一を得たマクアリール公爵家跡取り娘のルノア様が有力候補だと伝えていた。
それよりも優秀なユーリス公爵家アンジューリーナ様と容姿端麗なハマシス侯爵家ユリアンナ様が素晴らしい人柄だと大衆紙民間紙共に伝えていた。
元々魔術魔法が多用されるカーナリアン王国では、自然と精霊様を大切になどと言われても自然崩壊を体験しなかった者達には関心は低かった。
そんな記事を書いた記者をマクアリール公爵に呼び集め、サラクが精霊眼で見ながら経緯を確認していた。
元従業員がお金を貰い不平不満を伝える姿や、ユーリス公爵家アンジューリーナとハマシス侯爵家ユリアンナが父親達と一緒に捏造し今後何回かに分けて記事を書いて民衆感情操作しマクアリール公爵家を蹴落とす話をしている姿が見えた。
サラクは全ての記者に
前国王夫妻や親戚筋の領地が湖畔に沈んだ映像。
魔塔の塔が激流にのまれ跡形も無く消え去る映像。
魔界の森と呼ばれている魔木がタスワンズ湖をゆっくり囲んでいった映像。
皆恐怖で声を失っていた。
その後に自然を大事に精霊様に愛されているからマクアリール公爵領地が、一切の災害がなく食料宝庫といわれていること。
無償で各領に水路と道路をその地の領民を雇い生活を支えていること。
資料を渡し伝えた。
もしマクアリール公爵領が隣国のヨーリアン帝国に国替えをしたり、精霊王様の神託を無視しタスワンズ湖周辺を精霊様を大事にせず離れたら、カーナリアン王国は本当に大丈夫なんでしようか?と聞いた。
正しい記事を書いて下さる誠実な新聞社には二家から渡された寄付金額相当以上の補填をします。
あと正しい資料をつけて不正貴族の新しい各社違う情報もお渡し出来ます。
悪い笑顔のサラクが伝えた。
何も知らされていない記者達はその場で沈黙し上司と相談し魔鳥便で返答しますと顔色悪く帰っていった。
その日のうちに全ての新聞社が謝罪と正しい記事を誠実に書きますと返答がきた。




