123 カーナリアン王国新国王ロバート
継承権の手続きが整いカーナリアン王国新国王ロバートが即位した。
同時に長男のハルドを王太子。次男のマラドが宰相。三男ナイドが外相として。国の為に尽力していくことを伝えた。
ヴァリアード様の善意で国内の民には記憶魔法の映像で、国外には映像付きの魔鳥便で告知した。
自身の「即位の礼」の式典は国内の状況を鑑みて民の生活の安定と国政を優先する為行わないとした。
貴族の社交界や夜会なども年内自粛を発表した。
国内で一番の被害は前国王夫妻と親戚筋の領地と、魔塔の塔があった国有地であること。
精霊様の怒りに触れ河川の氾濫で跡形も無く消え去り世界最大のタスワンズ湖となったこと。
森林地帯も広がり魔界の森と呼ぼれる森と繋がり、魔獣の動きが活発の為住民避難を済ませたことを知らせた。
精霊王様の神託により、魔術協会と精霊協会からその危険な区域一帯とタスワンズ湖周辺を無期限の立ち入り禁止地域となった事を報告した。
国として精霊様が離れて自然崩壊をおこしてしまったことの責任を重く受け止めたこと。
その一帯を元々タスワンズ湖を所有していたマクアリール公爵領の自然保護区としたこと。
此度の精霊王様の怒りに触れた事項についても、前国王夫妻と親戚筋の裁判も二カ月を目処に行われること。
国内において前国王夫妻と親戚筋の公金横領や不正がかなり見つかり裁判結果も全て公表すること。
二度とこのようなことがないように新しい第三者機関の設立や再発防止策なども一緒に発表された。
前国王夫妻や親戚筋の散財は全て法的手続きにより半分は回収したと伝えた。
前国王夫妻や親戚筋の所持品は入札方式で国内外で売り補填し後は本人達の魔石炭鉱や魔力充填労働での返金予定であり刑期年数は不明だった。
全ての報告を終え最後に静かに民に話した。
「二度と同じ間違いを犯さないように未来に語り継ぎ、今、命が、あることを感謝し自然と精霊様を大切に竜神様に誠実であることを誓う」とカーナリアン王国国王ロバートは即位宣言をした。
前国王夫妻のような派手な生活を好まない実直で誠実な新国王を民は歓迎した。今までと違いわかりやすい言葉での説明と、民の安全を一番に優先し対応が早い三人の頼もしい息子達に民は安堵した。




